(2020/04/20)避けるべきは「三密」よりも「集近閉」の方がわかりやすいと話題になっているという話です

三密(集近閉)

おはようございます。

コロナショックの中、できる対処策はいわゆる「三密」という、密集、密接、密閉を避けるということなのですが、ここに来て、「集近閉」を避けること、シュウキンペイという言い方の方が、壇蜜と間違えてしまう三密よりしっくりくるように感じています。

新型コロナウイルスの感染者数が世界中で急速に増加する中、その発生源である中華人民共和国武漢市からの発生経路について、世界に対してほとんど情報を提供していないように見える同国の国家元首「習近平」をもじったのは明らかであり、こちらの方が明らかに耳に残ってわかりやすいです。

日本の専門家の粋を集めた対策チームが、人同士の接触を8割削減するという、日本での国家権力の強制力を極力排した対策を打ち出し、そして「三密」を避けることを提唱し、国民がこれに協力をした結果、日本における感染者数は、2020年4月18日時点で1万人程度と、世界的には非常に優秀な水準に止まっています。

しかしながら、1万人という数字は、ここ10日程度で感染者数を倍増させている状況でもあり、日本においても現在、全国の都道府県に緊急事態宣言が発令され、厳しい外出自粛が課されています。

この自粛「効果」が感染者数の現出という結果として出てくるのは、おおむね2週間程度後のことになるわけですが、全国の緊急事態宣言を受けて初めての週末を迎えた日本では、かなり自粛による行動様式の変化が浸透しているようです。

自らの近くに実際の感染者が出ていること、人工呼吸器およびその運用を担える医療関係者が限界を迎えること、いわゆる医療崩壊が間近に迫っていることから、ようやく本気で日本国民もこの新型コロナという危機に真っ向から向き合うようになったと言えそうです。

もちろん中国に限らず、他国や他社に対する意味のない批判や非難、ヘイトスピーチを向けるのは良くないことでしょうが、今はとにかく『三密』でも『集近閉』でも何でもいいので、国民ひとりひとりが当事者意識を持って、行動様式を変えていくことが必要だと思います。

合わせて、他人との距離を2メートル以上離す『ソーシャルディスタンス(2メートルバリア)』を合わせれば、かなりの確率で新型コロナに限らずあらゆる感染症を予防することができるはずです。

非常に苦しいところではありますが、共に乗り越えて生き残りたいものです。

こちらからは以上です。

(2020年4月20日 月曜日)