(2020/11/26)「巨人軍は永久に不滅です」から半世紀

ソフトバンクホークス、二年連続の日本一おめでとうございます。

圧巻の、4連勝でした。

昨年につづき、4連敗を喫したのは、かつて球界の盟主と自らを呼んでいた読売ジャイアンツ(巨人軍とは呼ばず、他球団と同じ名称で呼びます)です。

巨人軍は永久に不滅です。

1974年の長嶋引退、その年に筆者は生まれました。

日本中が泣いたものだと、父親も死んだ祖父も言っていました。

それから46年を経た昨夜、今度は圧倒的強さで、その球界の盟主を寄せ付けず、ソフトバンクホークスが読売ジャイアンツを4タテして、日本一に輝きました。

ソフトバンクホークスは、ダイエーホークスを買収して球団経営に名乗りをあげてから一貫して、世界を目指して、メジャーリーグと本気で勝負して世界一になると宣言してきました。

メジャーとどう渡り合うかがビジョンであり、日本球界の盟主といっている向きとは明らかに見ている景色が違うと思います。

それもそのはず、球界の盟主を抱えているグループ総帥の読売新聞の販売部数は、約810万部。

対して、ホークス球団を支えているソフトバンクの契約者数は、約4,400万人。

そして、その彼我の差は開く一方なのです。

プロ野球の親会社の変遷を見ると、新聞社系、電鉄系、食品系というのが御三家だったところに、金融業界からオリックスやIT企業であるソフトバンクや楽天が参入し、業界の地図も刻一刻と変わっていっているような気がします。

かつて、ゲーム容量の関係から10球団しか登録できなかったファミリースタジアム(通称ファミスタ)の第一作目の、レールウェルズという、パ・リーグ電鉄系球団を混ぜ込んだ強い球団があったということを思い起こして懐かしく思いました。

こちらからは以上です。

それではまた明日。

2020/11/26金曜日