平成の初期の頃にあったというバブル経済の話です(バブルは繰り返す?)







おはようございます。


2016年11月のビルメン王(@shinya_ueda)提供の平成初期のバブル経済に関するブログ配信記事です。


今更という感じもありますが、平成生まれのバブル経済の話をします。


プラザ合意の後、円高誘導で日本の輸出企業が打撃を受け、そして国内でも売れなくなったモノを売るために、低金利政策で景気対策としましたところ、肝心な雇用は増えずに不動産や株式がバブル状態となってしまいました。


中身のない風船が膨らむように、実態を無視した過剰な期待がバブル経済を現出させたのです。


失礼ながら大した家にも住んでいない日本人の中流層が、高価なゴルフ会員権を複数借金で保有するなどの状況が、日本人の価値観を更に貧相にしたと思っています。

株と土地の投機に躍って庶民までが「一億総ギャンブラー」となってしまいました。


株は本来、長期的に配当を得るもので、頻繁に売り買いをするのは要するに博打の世界です。


その売り買いをメディアも煽りました。


競輪・競馬の予想は載せない一般紙が株式予想を掲載して庶民をギャンブルに誘い込み、素人が世界のプロを相手に博打を打ちました。


日本人は目先の株価上昇下落に翻弄されるようになっていったのです。


それから25年、失われた時として日本人の喪失感が増すそのツケを払う時代は続いています。

今、元来た同じ道を歩んでいないのでしょうか?


強く警鐘したいものです。


アメリカの株高などにくれぐれも惑わされぬよう。


実のところ株で儲け損ねて悔しい筆者からは以上です。


(2016年11月27日 日曜日)


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