財務分析に関する当社研修素材「一流の営業マンになるための財務分析(大野潔著)」を紹介するコーナーです

10分で読み解く!一流の営業マンになるための財務分析 [Kindle版]

おはようございます。

2015年12月のビルメン王(@shinya_ueda)提供の財務分析に関するブログ配信記事です。

日々不得意な営業活動に勤しむ筆者ですが、社会人となり初めに入った銀行においては、いろいろな会社の財務諸表を見せてもらい、ヒアリングを重ねて資金ニーズを発掘するということをやっておりました。

そんな新人時代に読んだ本の中で秀逸だったのは、今も売られているロングセラー「中小企業財務分析入門」という本です。

会計簿記税務の素人であったわけですが、書いてある勘定科目ごとの説明が面白く手に取って何度も見ました。

特に、不良在庫とか貸倒引当金、不渡手形といった「よくない」勘定科目が恐怖漫画などに見られるおどろおどろしい字体で説明されており、感動したものです。

そんな昭和生まれの筆者も社会人20年目に差し掛かろうとしておりますが、同じ銀行に入った一つ下のできる後輩が最近かような素人でもわかる財務分析についての入門「10分で読み解く!一流の営業マンになるための財務分析」という本を書きましたので紹介します。

時代の先端を行っているのか電子書籍です。

筆者の新人時代を顧みても、こんなのを導入に読めたら日々の営業活動にずいぶん参考になったなという視点がコンパクトにまとめられています。

具体的には、財務諸表である損益計算書、貸借対照表、キャッシュフロー計算書を眺める際のポイントが説明されており、それらを組み合わせて会社の実態やこれまでの経営の方針や考え方に迫る面談に進むことができます。

実在の会社の比較もなされていますので実践的です。

この本を読めば何でもわかるということではありませんが、営業活動を行うときに必要となる数字をどう理解し解釈するかというポイントを掴むことができ、もっと営業先関係先を知りたいという気にさせる良い入門書だと思います。

物事は何事も初めが肝心、始めるのが難しいと言われます。

自らの同世代が、このような問題意識を解決すべく活動しているのを見るに、大変触発されるものがありました。

そうは言っても営業面談のはじめトークは野球とサッカーの話題ばかりで止まらない筆者からは以上です。

(平成27年12月2日 水曜日)

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いちおう証券アナリストの筆者が企業分析を語ってみようと思います

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