(2015/08/18)リクルートが在宅勤務をデフォルトにして通勤という概念を破壊しはじめた話
リクルート本社 |
おはようございます。
この記事の執筆時点は2015年8月ですが、日本における起業人材輩出企業の代名詞と言ってよいリクルートが、全社員に対する在宅勤務を導入するということです。
子育てや介護、自己啓発といった「理由」も必要なく、全社員に対して「解禁」し、月当たりの上限日数もないそうです。
育児や介護などを理由にして、多様な働き方を可能にするという在宅勤務を認める企業は増えてきていますが、こちらは、特段の成約理由があろうがなかろうが、自ら動いて自ら売り上げを上げてもらいたいという会社側の信念と、何より従業員に対する自信と信用の表れなのかもしれません。
ただし仕事ですから、1日1回は上司への報告を義務付けるそうです。
こうすることで、余計なアイドルタイムである労働時間の削減につながり、成果は高まるという試行実験を経ての本格導入だそうです。
在宅勤務というより場所を問わないという取り組み
さらに、毎日出勤する延べ社員数も減っていくため、本社のオフィス面積を減らすなどのリストラも検討しているとのことです。
何でもやってみるべしの大きくなってもベンチャー企業の雄、リクルートは、時代の半歩先を進み続けるのかもしれません。
「自ら機会を創り出し、機会によって自らを変えよ」(リクルート社訓 1968年-1989年)
在宅早朝ブロガーの筆者からは以上です。
(平成27年8月18日 火曜日 最終更新:平成28年8月18日 木曜日)