ありがとう体育館という小学校の古い体育館とのお別れをするという会

おはようございます。

2015年7月のある地方の小学校でのとてもいい話をいたします。

近くの地元の小学校は、今年で90周年です。

その節目の記念事業として、45年間小学生の運動や行事を支えてくれた体育館を建て替えることになりました。

この体育館は、プールも図書室も技術図工室も倉庫も併設している、いわゆるオールインワン型の施設でしたが、夏休みに入る本日を節目に供用を終了し、明日から1年強にもわたる取り壊しての建て替え作業が始まります。

体育館という建物に、まるで人格を与えるように接するのは我々日本人の特性なのかもしれません。

前の日までに体育館を綺麗に拭き掃除して、そして壁や窓に児童や職員保護者の気持ちを書きました。

横には工事作業者用の工事現場建屋も建設されている中、いよいよ本日を持って慣れ親しんだ体育館ともお別れです。

45年間ありがとう、のビデオメッセージを各教室で見て体育館に入る前に既に筆者は泣いています。

最後の全校集会、全児童と教職員やPTA関係者、見に来た保護者達も混じって、各学年代表の体育館への挨拶や思い出の発表、そして子供たちのくす玉割り、そして全員起立しての六年生伴奏による万感迫る校歌斉唱でした。

六年生に限らず、泣いています。

筆者もまた泣きました。

親子でこの小学校という方々もいます。

体育館卒業おめでとう。

ありがとうございました。

新しい体育館は約2年後の竣工となります。

(平成27年7月18日 土曜日 最終更新:平成28年7月18日 月曜日)

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