何事もとにかく量で勝負していくということは結構大切だという話です(2015/05/24)

代表作です

おはようございます。

2015年5月の量で勝負するという配信記事を投下します。

何事についても通じますが、人間どれだけの時間を一つのことに集中投下できるかということを考察します。

サイバーエージェントを設立した藤田社長によりますと、1週間に110時間の労働時間を抽出することは可能だということです。

曰く、月曜日から金曜日までの平日は、朝9時に出社して翌日深夜2時までで17時間、そして土日は12時間働けば110時間に到達するというものです。

17時間×5日+12時間×2日では合計109時間で1時間足りなくなりますし(どこかで増えるのかしら)、昼食や夕食や夜食といった労働時間中の休憩時間はカウントされないのか(おそらく仕事しながら食べるのでしょう)といった細かい突っ込みは置いておきまして、とにかく人間相互の能力相違など遺伝子レベルでは大したことはない(チンパンジーと人間ことホモ・サピエンスとの遺伝子相違ですら数%などとも言われる)わけですから、人間手段の中で違いを出そうとするならば、つまり他を凌駕する成果をあげようと思うならば、時間単価あたりの効率はまず置いておいて、とにかく量で勝負するというのは当たっている戦略かもしれません。

「1人の著者によって出版された最多コミックの記録」として、ギネスブックに世界記録として認定された「漫画の王様」故石ノ森章太郎氏の漫画全集(角川書店)は、全部で12万8千ページの分量だそうです。

これは、高校在学中のデビュー作である「二級天使」から、最後の作品となった「HOTEL」まで770作品を計500冊で刊行したものです。


わかりにくいので「こち亀」で測ってみましょう

これがどのくらいの分量かと言いますと、単独漫画タイトルで独走する「こちら葛飾区亀有公園前派出所」(現時点で194巻で連載中)が3万ページ弱といいますから、如何に生涯を漫画に捧げたかわかろうものです。

大抵悪いことに、才能のある者ほど長時間努力し続けますから、このようなはるか先まで行ってしまうわけです。

「漫画の神様」故手塚治虫氏は全集で10万ページといいますから、手塚治虫+こち亀(秋本治)で石ノ森章太郎になるわけです。

1冊30分で読むとしても、500巻は250時間かかります。藤田社長の週110時間の大戦略を持ってしても、2週間と2日かかるという大事業です。

努力する天才の軌跡を辿る250時間耐久読書レース、一度挑戦したいと思っています。

その前に昼寝とおやつの時間は外せないと考えてしまう才能のない筆者からは以上です。

(平成27年5月24日 木曜日 最終更新:平成28年5月24日 月曜日)

少子化ストップ最終プラン

(2020/01/22)少子化ストップ!国家消滅の危機である少子化に唯一対抗できる筆者の最終究極プランを策定したので開示いたします

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です