「売り込みすぎない」という営業の極意を営業センスのない筆者が語る

こいのぼり

おはようございます。

2015年3月の営業活動に関する配信記事です。

最近、統一地方選挙が近くなって思ったことです。

選挙が近くなると各候補(予定)者がいろんなのぼりを持って街頭に立って演説したり、挨拶したりする光景が見られます。

のぼりは飲食店や小売店、そして平面駐車場などにもよく使われている定番の販促ツールですが、最近ののぼりでトレンドなのは、あまり売らんかな根性が表に出すぎたものは印象が悪いということです。

激安とか最終処分とか決算閉店セールとか値下げしましたとか、そういったインパクトが強い言葉やメッセージは、あまり実際の購買活動につながらないのではないかということです。

世の中かなり便利になってきておりまして、手に取る商品やサービスは格段に増えました。

しかし人間の時間というのは限られています。

社長さんでも僕らでも総理大臣でも、お風呂入るときゃみんな裸、の如く一日に使える時間にそんなに差はないのです。

庶民ほど自由な時間は多いのかもしれない

むしろ、筆者のような一般庶民のほうが、社長さんたちがどうしても出なければならない会合や打ち合わせや部下の管理や接待や盛り場での豪遊や海外渡航といった義務が相対的に少ない分、自由な時間は多いくらいかもしれません。

そのような大切な時間を使う購買行動については、まず自分で決定することが大事であり、あまりにこちらの事情を無視して売り込んでくる者に対しては一定の距離を置こうとするのではないのかということです。

営業の秘訣として、相手の土俵では勝負しないというものがありまして、商談はできるだけよくわかった自分の会社等で行うべきで、かかってきた電話や相手の支配下で商談を進めるのは避けたほうがよいなどと言われます。

それと同じで売り込みそのものではなく、その商品サービスそのものを自らが確認し査定するというよりも、その商品サービスに関する周囲の評判から確認するというのが最近の購買活動の主流になってきているのかもしれません。

無理に売り込もうとするのではなく、まずは顧客に対して価値ある商品サービスを開発して単に目の前に見てもらえる状態に提供することができれば、ファンである顧客層は自然に広がると言えるのです。

選挙スタイルも候補者名絶叫一辺倒から、有権者の潜在ニーズに沿って変えていかなければならないのかもしれません。

投票率の低下を嘆くだけではなく、候補者側の取り組みも待たれます。

応援は押し付けずスマートにをモットーとしております。

売上は上がらない筆者ですが以上です。

(平成27年3月25日 水曜日)

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