デカスロンは地上最強の陸上競技
デカスロン最強説
おはようございます。
2014年4月の最強のアスリートに関する配信記事です。
十種競技、デカスロンに出場する、デカスリートは最強だという記事です。
スポーツをやるものとして、野球やサッカー、ラグビーといった団体競技の魅力は当然あるのですが、純粋なアスリートとしての強さを図る陸上競技(特にトラック競技)の魅力も得難いものがあります。
100メートル走、走り幅跳び、走り高跳びといった走力や跳躍力を純粋に図る競技において人間の限界に挑戦する陸上競技選手は、その競技に特化した能力を極限まで伸ばそうとします。
それでは、その陸上競技において真の王者とは誰を指すのでしょうか。筆者は十種競技のチャンピオンこそその名にふさわしいと思っています。
十種競技はデカスロンと呼ばれます
十種競技とは英語でデカスロン(Decathron)と呼ばれます。デカとは十年を表すのがディケイド(Decade:仮面ライダーでも平成ライダー十周年でディケイドが登場しましたよね)と呼ばれるように10という意味です。
女子だと7種競技なので、ヘプタスロン(Heptathlon)となります。
10種類の陸上専門競技を5種目ずつ2日間に分けて行う大変過酷で肉体的にも精神的にも追い込まれます。
やるだけで物凄い競技です。
具体的には
一日目:100m、走幅跳、砲丸投、走高跳、400m
二日目:110mH、円盤投、棒高跳、やり投、1500m
でこれらの競技の記録をポイント換算して、合計点を競うというものです。
最後に一番きつい1,500mが控えているという、過酷なことこの上ない競技です。
現在の世界記録は、9,039ポイントでアメリカのアシュトン・イートンという選手が2102年に叩きだしました。
人類未踏の9,000ポイント超えを果たした文字通りの英雄です。
各種目の記録を見れば、この記録を同一人が、たった2日間で出したものとは信じられません。
世界記録レコードから引用しますと、
9,039ポイントの内訳
10.21秒/100m走
8.23m/走幅跳
14.20m/砲丸投
2.05m/走高跳
46.70秒/400m走
13.70秒/110mハードル
42.81m/円盤投
5.30m/棒高跳
58.87m/やり投
4分14秒48/1500m走です。
100mを10秒ちょっとで走るだけで、すでに日本記録レベルなのですが…。
恥ずかしながら筆者の記録で対比してみましょう
12.90秒/100m走(29歳時点)
4.79m/走幅跳 (29歳時点)
記録なし/砲丸投
1.30m/走高跳(中学時代)
記録なし/400m走
公式記録なし/110mハードル
経験なし/円盤投
できない/棒高跳
未経験/やり投
5分02秒/1500m走(高校2年の体育祭)
十種競技、デカスロン、デカスリート。
まさにキング・オブ・アスリート。
伸びしろいっぱいのビルメン王を目指す筆者には大変刺激になる話でした。
こちらからは以上です。
(平成26年4月26日 最終更新:平成28年4月26日 火曜日)