日本発フリーマーケットアプリサービス「メルカリ」の爆発力について大いに語ってみたいと思います(2019/05/15)

おはようございます。

2019年(令和元年)5月のビルメン王(@shinya_ueda)提供によるフリーマーケットアプリ「メルカリ」の爆発力について大いに語るブログ配信記事です。

日本の生んだ最初のユニコーン企業(未上場時ですでに時価総額1,000億円以上となる目がベンチャー企業で、一角獣(ユニコーン)の角に例えられてこう呼ばれます)と言われたメルカリですが、このフリーマーケットをスマホスタイルに持ち込み、日本人の使い方にマッチした細かい出品側と落札側のコミュニケーションや値引き交渉、配達日時指定といった情報交換を簡単に行えるシステム改良を続けることで、国内では瞬く間に大ヒットすることとなりました。

今や、モノにあふれた時代、家庭や職場のあちらこちらに散財しているそうした使わなくなったものを、処分する方法として、またはより積極的に、自身が取り扱っている商材やサービスや食品などを、メルカリを通じて直接売るということも行われています。

例えば、筆者は、高級メロンを、メルカリを通じて買いました。

といいますのも、メルカリでメロンを直接出品している「農家」の中から、評判が良く、よさそうなメロンを出品してそうなところを、目利きの筆者の友人が「選び」、10個20個とまとめ買いすることで、配送コストを抑えつつボリュームディスカウントで単価も下げた交渉を行い、一旦自分のところで受け取って希望者に1個2個といった「バラ売り」を行うことで、振り分け流通コストを吸収し「卸売・小売業者」として事業としているというものです。

職場の近くのシティホテルのロビーにて、メロンを2個、丈夫な紙袋入りで受け取り、小売販売額を渡して「取引」終了です。

メルカリに出品している大量の出品者の中から、自分のニーズにあった商品を探すための、「検索」システムの維持改良にメルカリ社は多額の投資を行なっています。

このメルカリ内での商品検索システムの威力はものすごく、例えば、福岡県福岡市の中学校3年生で使う国語の指定教科書の解説集、といったニッチすぎて一般の書店やオンライン書店では到底カバーできていない領域にも、このメルカリはどんどん踏み込んでいけます。

実際、筆者も自分の子供の公立中学校指定教科書を、自宅と学校の置き勉用に2冊用意しようとしたところ、Amazonで定価で購入するより、はるかに安い値段で、中古の、といっても十分使用できる程度の同じ教科書をメルカリの出品で容易に見つけることができました。

さらに素晴らしいのは、塾や予備校で教材として支給される「問題集」や「テキスト」についても、かなりの部分がメルカリの出品で手に入るということです。

特に、教材としてもらったけれども使わなかったという新品のままの問題集などもありますので、教材が良かった、もう一度繰り返したい、というニーズにも対応できます。

教育や学習の成果や深度に非常に関心を持っております筆者としては、一度やらせてみた問題で、間違った問題だけに印をつけて、もう一度同じまっさらの問題集を使って解かせる、ということを繰り返す「学習」を行えば、いろいろな教材に薄く手を出すよりよほど深いレベルで理解が高まるのではないかと期待しております。

シェアエコノミーの一形態として、最近筆者は業務としてシェアオフィス運営事業に従事しておりますが、こうしたフリーマーケット市場をIOTやアプリ技術で簡単につないで、使わないものを仲間内で回し合うサービスは、非常に有用だと感じました。

使わないものの再利用については、かつて大学の生協の掲示板で、「差しあげます/貰います」というコーナーがあり、テーブルや自転車などを廉価に引き取らせていただいたことを思い出しましたが、IT技術の発展によりこの仲間内の掲示板が、オンラインで一瞬にして「検索」できるという点、時代は確実に昭和から平成、そして令和と進化しているのだなと感慨深いものでした。

かつて生協を通じて引き取った、プラスチックのカラーボックスは、今も近くの知り合いの市会議員事務所において大いに現役として使われていることが大変嬉しいと思っております筆者からの感想は以上です。

(2019年5月15日 水曜日)

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