株はよく相場を知っている株屋でしっかりと見極めて買いたいものです

おはようございます。

2013年9月の株式投資に関するブログ配信記事です。

良い意味での株屋という証券会社が少なくなってしまったと感じており寂しく嘆いています。

どの証券会社も自己売買部門で回転売買を行うばかりになり、本来の作用である優良な顧客をマーケットに誘い、案内する水先案内人の立場をなくしたかのようです。

たしかに、顧客への情報提供は利益につながりにくく、地道で目立たないものなのですが。

これは、顧客(投資家)側の問題もありそうです。

情報はタダだとインターネットの掲示板などに頼った企業分析とも言えない人気化した株の回転売買を行う、デイトレードと称する投機まがいの投資行動を取られては、まともに企業の業績や先行きの説明をする気が起きなくなるのもわかります。

それに、懇切丁寧に説明したところで、実際の売買は安いネット証券を使うから、と言われてしまっては強力な外訪営業を生業とする既存証券会社としては商売あがったりです。

しかし、本当にそうでしょうか。それならば証券会社の営業の存在価値はなくなるはずです。

しかしマーケットにこれから資本市場に公開する会社の発掘やそのIPOは主幹事証券会社の大きな仕事です。

増資についてもしかりです。

ここは最後の拠り所ですが、仮にここが証券業界の特別意識のもとインサイダーの温床になったとすれば残念なことになります。

証券会社の存立基盤は人であると思う

ここは証券会社の存立基盤、生きる肝のところなのですから、主幹事証券会社は市場の番人として、発行体のために行動しつつ、でも言いなりにはならない正々堂々とした資本市場の代理人としての節度と態度を求めたいです。

発行体におもねり、一方でインサイダー情報を特定の投資家に流してその特定投資家の不当の儲けの片棒をかつぐなど、他の一般投資家・市場に対する二重の裏切りであり、厳に慎まなければなりません。

やはり、公正な市場の厳正な専門家としての「証券会社」は社会経済公器として必要だと筆者は信じています。

ですので株はウィンドウショッピングではなく、株屋から買うようにしたいと思っています。

モノは人から買うものです。

残念ながら相場や個別株の見通しは適度に当たり適度に外すという、もっとも信用おけない筆者からは以上です。

(平成25年9月2日)

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死んだじいちゃんが生前言っていたことを簡単に一文にまとめましたので披瀝します

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