(2017/11/26)犯罪は割りに合わないということがわかりやすく浸透してきた世の中だと思った話

おはようございます。

2017年11月の記事です。

本日は、今年の日本プロ野球のペナントレースを制し、そして日本一に輝いた福岡ソフトバンクホークスの優勝パレードが福岡市で行われ、目抜き通りを選手監督コーチに福岡市の関係者の方々がパレードバスに乗って巡りました。

同じく福岡市をフランチャイズに持つ、J2のアビスパ福岡にも、このような機会が訪れることを願わずにはいられませんでした。

さてパレードに限らずアイドルグループの全国のイベントに参加するために、濃いファンは日本全国を巡ります。

そんな移動のコスト負担を少しでも軽減しようと、深夜高速バスや普通列車の乗り継ぎや青春18切符、乗り合わせのレンタカーやカーシェア、果てはヒッチハイクまで利用しているグループはありますが、その中で一線を超えてしまった列車のキセルグループのメンバーがついに警視庁(東京都警)に逮捕されたという出来事がありました。

手口は簡単で、出口の駅において複数の新幹線入場券を、入場記録をつけて入場して隠し持った出口側の人間が、到着した無賃乗車の人間に入場記録付きのその入場券を渡して別々に出る、というだけのもののようです。

このような単純な話なので、実は新幹線を運営するJRグループには、同様の犯罪履歴は詳細に残っているものと推定されます。

東京駅などは、監視カメラの巣ですから、他の犯罪も合わせて警察と協力すれば、かなりこの犯罪グループのメンバーの行動は筒抜けだったはずで、今回の逮捕は十分な証拠を積み上げての一罰百戒の措置であろうと思われます。

何事も犯罪となると割りに合わないということは言われてきましたが、これだけ写真や動画、SNS交信履歴といった物的な証拠が集めやすくなった現代、バレないと思っているのは当の犯罪者だけ、やられている側はとっくの昔からわかっているという状況になってきているのです。

別に週刊文春だけが諜報能力に優れるというわけではありません。

これは、待ち構える側(迎え側)の男が入場券を重ねて改札に通そうということを咎められて逮捕され名前が報道される事態になりましたが、入場券を受け取ろうとした側の方も同様に悪いわけです。

ただし、外形的には入場券を受け取ろうとしただけだということなので、これを実質的な詐欺事件として立件して有罪まで持っていくために、相当用意周到に周辺証拠を積み上げていった末でのこの動きだったというわけです。

真のアイドル追っかけを標榜する身としては、あらゆる手段でコミュニケーションを取りあうのは素晴らしいことですが、やっていることを世間に訴えつづけるためにも、このような姑息なことに手を染めずに、正々堂々とおたく道を突き進んで欲しいと思いました。

オタク道まっしぐらなまんが道を愛読する筆者からは以上です。

(平成29年11月26日 日曜日)

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