2017年第99回夏の全国高等学校野球選手権大会福岡県予選決勝戦の日(振り返り)

おはようございます。

2017年7月28日金曜日13時、本日は勝負の日です。

第99回全国高等学校野球選手権大会、つまり夏の甲子園、その福岡県予選決勝戦が行われるのです。

決勝の組み合わせは、

福岡大学附属大濠高等学校 対 福岡県立東筑高等学校

大濠高校は、今年の春の甲子園に出場しベスト8に進んだ私学の強豪、今大会の本命です。

対する東筑高校、こちらは北九州市八幡西区折尾にある公立高校です。

公立高校ながら古豪で鳴らし、夏の甲子園出場5回、春の甲子園出場2回を数えます。

筆者の母校でもあります。

母校の直近の甲子園の出場は、1996(平成8)年、筆者が大学4年生の夏でして、私は関西(琵琶湖)におりましたので甲子園まで応援に行きました。

その前は1987(昭和62)年、筆者は中学生でしてテレビで見ていましたが、公立とか私立とか関係なく堂々と、また必死に甲子園でプレイする姿を見て感動したものでした。

なぜこのようなチャンスが巡ってくるのか

この北九州の端の公立高校の強いところは、文武両道を掲げてずっと毎年努力するところです。

私学の方が選手層が厚いとか、練習環境に恵まれているとか、勉強があるとか授業があるとか練習場が狭いとか福岡県は激戦だとか体力がないとか人口が減少している北九州市だとか部員が少ないとか

そういうことを言わず、ひたすら毎年チームを組んで鍛え上げて果敢に挑戦する

毎年甲子園を目指すと公言してひたむきに練習する

チャレンジさせてもらっている関係者への感謝の心を忘れない

といった目標設定と心構えでずっと継続してやっていれば、いつかはチャンスが回ってくるものである

ということを改めて思い出させてくれるというところです。

今年のチームは、そんないち高校OBの心配をよそに、県大会に出場してから九産大九州、福岡工大城東、西日本短大附属といった甲子園出場どころか甲子園優勝経験もある私学の強豪校を見事な試合運びで破り、堂々の決勝進出を果たしました。

あまり、OBとして弱いなどと言っては負けたチームにも失礼です。

言い訳はいつでもできる

言い訳せずに地道にやって来たものにチャンスは巡ってくる

これは、仕事だろうが大人になってからの生き方だろうが、全てに通じることだと思います。

私の時の代を含め、予選で敗退して散っていった全ての代の気持ちがこもっているようなそのような気が致しました。

本日の試合、健闘を祈ります。

と、ここまで書いておきながら高校時代は山岳部だった筆者からのコメントは以上です。

(平成29年7月28日 金曜日)

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