個人の見解であり実在の組織等とは何ら関係ありません

(2020/04/03)「新型コロナ戦役」以後の世界を思い切り自由に想像してみました(これからの世界と人間が変わる)

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さくら

おはようございます。

2020年4月、いよいよ世界は第二次世界大戦以降最大の戦役に突入しました。

新型コロナウイルス戦役とでも呼ぶべきこの事変は、人類史に特筆される出来事になるでしょう。

人間の欲望と経済活動、そして人口が極限まで来たところにやってきた、新型コロナウイルスという自らの体内を媒介として増殖し、宿主を死に至らせるウイルス、ワクチンの開発スケジュールも未だわからず、そもそも対処すべき亜種がどれだけ存在し、新たに突然変異で生まれているのか、生まれてくるのかすら全く正確な予測ができない「見えない敵」と対峙しなければならなくなったのです。

この戦いに勝つ、もしくは収束(撲滅という意味での終息ではありません)させるために必要な方策は非常に原始的な以下の対応です。

・個々人それぞれが手指消毒、うがいを徹底し、手で口、鼻、目を触らない。

・個々人それぞれが他人との適切な社会的距離を保つ(2メートル以上)。

・3密(密閉、密集、密接)を避ける。密集、密接については上記の社会的距離を保つことと同じことを言っていますが、人がいなくても密閉された空間自体に入ることは良くないので、定期的な換気を実施。

他にも、飛沫が飛んでいるところを触らない、トイレに長居しない、といったこまごました注意はいくらでもありますが、大きく上記の3点につき常時気をつけていれば、感染リスクはかなり低減されるはずです。

この全人類の共通の敵に対する戦いで、人間のこれからの振る舞いも大きく変わり、環境も大きく変わることが期待されます。

まず、環境面についてです。

新型コロナウイルス感染症予防の徹底により、これまで冬になれば風物詩のように流行していたインフルエンザや流行性感冒といった他の病気や感染症も、空前の低頻度となりました。

これはまことに喜ばしいことです。

また、時差出勤、徒歩通勤、自転車通勤などが増え、明らかに国民の健康度が上がりました。

2020年4月1日から施行された受動喫煙防止法、いわゆる健康増進法の適用もあいまって、迷惑な路上喫煙者の振る舞いが大幅に抑制されました。

経済活動が低迷した結果、工場の稼働が落ち、空気中に放出される二酸化炭素や窒素化合物といった有害物質やPM2.5といった濃度が激減し、空が高く青くなりました。

日々状況が刻々と変わっていく、悪くなっていく中で、当然不安も起こるわけですが、前向きに情報感度を高く持ち、家族や近しい人と日々コミュニケーションを取りながら、最善手を打つように考えることで、家族や地域の絆が深まり、幸福に過ごすとはどういうことか、改めて考えるようになりました。

リモートワークや在宅勤務が浸透し、(必要なリアルコミュニケーションの影に隠れていた)無駄な会議や打ち合わせ、接待や飲み会、懇親会といった類の事実上の強制力、同調圧力があった従来型コミュニケーション術が一掃されました。

そして、最後に最もこれが一番世界を変えたと思うのは、

・声の大きい人の意見が通る社会が終わった

ということだと思います。

叫んだり怒鳴ったりしても、飛沫が飛ぶだけで、特にその意見の合理的根拠が増すわけでもないし、むしろ大声を出すことで飛沫感染のリスクが増大するだけではた迷惑であるという「認識」が広く世界の隅々まで浸透したというのは、素晴らしいことだと思っています。

オンラインコミュニケーションでやるならば、画面の向こうで怒っていてもしかたがなく、できるだけ、理性的に、合理的に合意形成をしてもらって業務やプロジェクトを進めてもらわないと話になりません。

これからは、こうした危機にどのように個々人として心構えをもって前向きに対処できるか、という人間力をバロメーターにした相互評価システムが急速に浸透するでしょう。

これまでの、能力や経験、学力や学歴(日本的な学歴とは、学部入試における入学試験の難易度によってランキングされた序列のことをいいますが、ここではその用法としての学歴を使っています。本来の学歴の定義は、学部卒の学士、大学院修士、大学院博士といったグレードの違いのことで、世界の定義はこれによります)といった外形面、労働装備面によって評価される世の中から、その人個人個人が持つビジョンや人間力に応じた仲間やネットワークや影響力をもって勝負する世の中、いわば評価経済制度におけるプレイヤーとして打って出ることが必要になってきたと強烈に思っています。

ここで大切なのは、既存の資産や工場や設備や大量の従業員を抱えて、思い切り事業を世界中に広げても、人間自体を食い荒らす新型コロナウイルスといった見えない敵が現れては、これらの人間の経済活動や事業活動そのものは助けになることはほとんどなく、結局上記で述べた人間としての健康を維持する3カ条に従うしかない、これはどんな金持ちでも特殊能力者でも凡人でも貧乏人でも大人でも老人でも子供でも変わらない、ということなのです。

人間が人間に戻り、それぞれが自分にとっての最高の人生を生きるために日々どのように振舞うか、そのようなことが改めて突きつけられた世界になるでしょう。

そして、人類は総じて、全体として賢くなり、平均寿命も伸び、そしてQOL(クオリティ・オブ・ライフ(生活の質))も向上し、より環境は浄化され、人々の欲望が適度に抑制された、良い社会になっていくでしょう。

これは、なかなかに素晴らしいことではないかとも思うのです。

もちろん、非常な痛みを伴う作業でありまして、今までの事業や立ち位置が永遠に続いて欲しい、と思っている「執着」のある人ほど、この環境のせいになんでもしてしまいたい欲に駆られると思いますが、一度全ての前提やポジションを取っ払って、まっさらな気持ちで考えてみれば、今言われていることは、人間が人間らしく健康に生きるということであり、極めて健全なことであるとも言えるのです。

国会という、空気がよどんだ中で、高齢者ばかりの国会議員のみなさんが、申し訳程度のマスクをつけて、それでも熱弁して唾を飛ばしている、このような姿を見るだけで、「オンラインにすればいいのに」と思うのは筆者だけではないと思います。

投票所を設けてクラスターの危険を冒さないように、個々人がネットで選挙できる制度を作るべきです。

Googleのシステムを使えば、ものの数日で制度設計はできるでしょう。

紙の書類にハンコを押したり、稟議書にスタンプを物理的に押すのもそろそろやめにしませんか。

電子メールで添付して送れば十分ですし、印紙税も、電子納付すれば済むことです。

郵送すべきは、生活に必要な日用品や雑貨のみにして、契約書や情報そのものは、全て電子化してやり取りすべきだと思います。

このように、環境が激変したからこそ先送りにしていた課題をとっとと解決するという機運も出てくるのです。

環境に適応したものが生き残る、とはかのダーウィンも述べた適者生存の法則です。

そして、これからの、新型コロナ戦役以後の世界は、世界中の健康を旨とする人類全体にとって受け入れられやすい、健康で文化的で環境保護の観点も踏まえた、素晴らしいものになると実は確信しているのです。

一度、全てを話して「執着」を外から眺めてみるのも面白いと思います。

歩いていると、いろいろなアイデアが出てきます。

結局、価値判断を超えたところで、新型ウイルスが来たことで、人間の無駄な移動、無駄なリアルな会議、無駄な飲食、などなどがなくなり、人間が人間らしく生きていける環境負荷の少ない最低限度の生活が推奨される、すなわち、「少欲知足」が良しとされる世の中になるということかもしれません。

すなわち、国として最高の財力軍事力、そして医療技術を持っているアメリカ合衆国よりも、人間としての免疫力が強いアフリカ大陸諸国の国々の方が、結局「勝つ」かもしれないのです。

そして、新型コロナウイルスは、これまで虐げられていた、いわば失うものがない、すでに執着を解き放っている自由人にとっては、実はあまり恐ろしいものではない、ということも言えそうです。

このあたりについては、また別の機会にお話ししたいと思います。

こちらからの、通勤途上で考えたことの整理は以上です。

(2020年4月3日 金曜日)

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