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英語学習歴30年の筆者が中学英語に訪れる壁とおすすめの対処法について論じてみます

中学生に英語を教えている外国人教師の図

おはようございます。

2017年1月の英語の効率的な学習に関するおすすめ配信記事です。

30年英語勉強後のTOEIC結果

2016年末に、英語学習歴30年にしてついにTOEIC865点(リスニング430点、リーディング435点)に到達することができました筆者です。

今年は英語ノンネイティブとして遜色ない900点以上の成績をとって、TOFELとかGMATにも挑戦してみたいと思っています。

そしたら40代にしてハーバードやスタンフォードへの留学とかできたりするかもしれません。

今までの人生で一番今が若い、という言葉を大切に、今年も頑張っていきたいと思います。

英語初歩学習者の陥りやすい分野について

さて、そんな英語勉強30年のキャリアの筆者ですが、最近ようやく、英語初級者がどこでつまづくのかわかってきました。

中学校の英語でまず基本的なことを習ってから、中学2年生にかけて訪れる、3つの文法的壁が、ほとんどの中学生の理解を得られず、彼らの英語苦手意識の温床になってしまうということなのです。

中学3年生になりますと、これに加えて、「受け身(受動態)」「現在完了形」「関係代名詞」という悪魔の三兄弟がやってきましてわからないレベルがぐんとまたさらに上がってくるわけですが、その前に中学2年生時での苦手分野を以下詳しくご紹介したいと思うのでしばらくお付き合いください。

まず最も中学生のほとんどにわかってもらえていないのが、①「to+不定詞の使い方」です。

3つの用法があります。

to go to school という句があるとして、この句はおよそ以下3つの用法、解釈があるのです。

(1)学校に行くこと(が好き)(名詞的用法) I like to go to school.
(2)学校に行くために(起きる)(副詞的用法) I get up to go to school.
(3)学校に行くための(バスに乗る)(形容詞的用法) I get on a bus to go to school.

このように、to go という不定詞は、時にそれ自体が名詞的に使われたり、何々するために、と副詞的に使われたり、またバスのような名詞を学校に行くための〜と修飾する形容詞的に使われたり変幻自在に変化するのです。

また、別に原型不定詞というやつも入れれば4つということになり、大変です。

ここをきっちり理解できているか否かが、中学2年の英語の成否を決めると言っても過言ではありません。

続きまして、②「Whで始まる疑問詞を使った疑問文」がきっちり書けるか、というところもポイントとなります。

ここも、はっきり申し上げてほとんどの現役中学生が身につけていないところと断言できます。

疑問詞というのは、

What、Who、When、Where、Whose、Which、How

のことですけれども、多くの中学生は、上記単語の日本語的な意味さえ覚えれば大丈夫と誤解しています。

違います。

これらの単語は、単に、アップルがりんご、といった単語以上の深くて広い意味用法があります。

「What」は「何」「When」は「いつ」

といったことではなく、

「Whで始まる疑問詞の後」

に続く文章が書けるかどうかが重要なのです。

最後に、③「形容詞の原級、比較級、最上級」です。

これも、8割近い中学生が理解していない部分です。

英語が苦手で30年格闘してきた筆者だからこそわかる要点です。

比較級の  better
最上級の (the) best
原級の  as good as

比較級の more interesting
最上級の (the) most interesting
原級の  as interesting as

が、整理できていないわけです。

このように、単に単語を覚えて行くというだけではなく、こうした「非常によく使う用法」についてもわかるようにしておき、同じ形容詞でも比較級最上級もまとめて覚える、といった形で広げていかないと、その先つらいことになります。

中学3年になると、さらにレベルはぐんと上がり、さらに高校英語になると、さらに全く違ったレベル感での学習理解が要求されます。

過去完了形とか未来完了形とか、すなわち、過去現在未来の一定時点での事象を示す、現在形、過去形、未来形のそれぞれの時点を線で繋ぐような感じです。

すなわち、現在完了形とは過去形から現在形までを繋ぐものであり、未来完了形とは現在形から未来形を繋ぐ形と理解するのです。

そして、過去完了形とは、ずっと過去からそれよりは現在に近い過去を繋ぐものと理解します。

点と点をつなぐ線をイメージするのです。

そのほか、人称代名詞とか動名詞とか仮定法とか、いろいろと高度になってまいります。

どこまで行っても、全世界で数十億人が操る事実上のデファクトスタンダード言語なのですから、きりがありませんが、学び続けるしかないのです。

大学の学部生でも、研究室に入ったら英語で論文を書かなければなりません。

だいたい、読んで書けて喋れる、といったレベルに到達するには、駆使できる英単語が1万語以上から、と言われています。

中学校の学習指導要領では1,500語、難関私立高校の入試問題に対抗するには、最低でも3,000語程度が必要でしょう。

それでも、TOEICで取れる点は600点前後に過ぎません。

筆者も、大学卒業時点で510点でした。

そこから20年で、355点を加えたのです。

ちょっと時間がかかりすぎですが、まあそんなもんです。

という反省も込めまして、スポーツと同じく、数学や英語といった学問についても、だいたいどの辺がプロ野球、独立リーグ、社会人野球、大学野球、高校野球、中学野球、のレベルになぞらえてイメージしておく方が今後の学習に有用だと考えております。

次は、英語に続いて数学についてもやってみようかと思いますが、今回は紙面の都合でここまでといたします。

いずれこうしたノウハウを体系化した私塾でも立ち上げてみようかと考えております。

松下村塾に習って、一緒に学ぶ姿勢で臨みたい筆者からは以上です。

(平成29年1月8日 日曜日)

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2020年度から大きく変わる大学入試改革特に英語についてその対応策を書きます

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