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これでは外食産業が消えていってしまうのではないかと危惧しています

おはようございます。

2017年1月の記事です。

筆者が社会人となり働いて自分で生活するというステージに入った記念すべき1997年時点、外食産業は国内30兆円規模の大きなマーケットでした。

しかも首位の世界最大の米国発祥のハンバーガーチェーンですら市場占有率0.3%という非常に広域広範にわたるマーケットを形成し、多大な雇用を擁しておりました。

しかし、経済のデフレ化と節約志向、内食、中食化が進み、現在は20兆円未満。20年でマーケット全体が3分の2以下になってしまいました。

外食産業で時価総額1,000億円はとても大変

これでは外食産業は文字通り食っていけません。

少し昔まで日本初のセントラルキッチンを要してファミリーレストランの名を全国に轟かせた東西の外食産業の巨人たち。

ちょっと昔はそこで外食するのは贅沢だったのです。

しかし今ファミレス、といってそのイメージを持つ人は少ないです。

ブランドも多様化しすぎて、値段も安かろう、そこそこの味だろう、のオンパレードで、少なくとも上場企業で外食産業は成り立ちにくい(多角化しなければならない)、という世の中になってしまいました。

実際、かの国内外食産業の巨人たちも、上場を廃止して経営を再建したり、またはビジネスホテル部門や航空機内食といった別部門に注力しているようです。

世界最大のハンバーガーチェーンも、往年の勢いはないようです。

しかも最近は食品安全確保の問題もあり、消費者庁によりユッケも事実上禁止、レバ刺、にいたっては完全禁止になってしまいました。

確かに生肉での中毒死はなくなるかもしれませんが、焼肉店自体が火の車で危殆に瀕するという冗談ともとれない状況になっています。

規制に左右されやすい外食産業に投資する際は、株主優待は確かに魅力的ですが、こうしたリスクもよく考えてご検討ください。

とりあえず外でラーメンでも食べてきたい筆者からは以上です。

(平成29年1月11日 水曜日)

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