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借入金を積み増して投資総額を増すレバレッジという金融手法の功罪

おはようございます。

2017年1月の記事です。

手元資金にいくらか借金を重ねて何かの原資産を購入する、というのは通常の企業経営や個人家計でも普通に行われていることです。

ですので直接的に価値的に何も悪いことではありません。

例えば、自己資本比率を50%に保ち、のこりを負債として銀行(メインバンク)からの長期借入を行い、2倍の資金調達で工場の新設や既存の販売網の拡充、といった固定資産の確保を行う、というのは通常の企業運営です。

また、家計においても、頭金いくらかで銀行から住宅ローンを借りて、分譲マンションを購入して住む、というのは普通にあることです。

レバレッジ自体に罪はない

逆に、借金をうまく使わないと、株主からその消極的な姿勢を責められてしまうくらいです。

なぜかというと、手元資金が厚く銀行から低利の融資が受けられる場合、同じ事業に投下する資本が多ければ多いほど、儲け(貰い)は多くなるというのが資本主義社会の摂理だからです。

過剰設備が問題になることがありますが、まずは市場占有率を狙って一定の借金によりレバレッジ効果を使って投資を行う、ということは身に着けておいていただきたい金融リテラシーです。

しかも、企業においては借入利子は税法上損金になります。

家計においても住宅ローンの金利も還付の対象となります。

政策的に大きく投資してもらおうと税務当局もこうした優遇策を用意していますので、よくよく考えて適切な金融マネジメントを行なっていただきたいと思います。

レバレッジ自体に罪はありませんが、レバレッジの結果、大きく張りすぎて大損するということに留意していただきたいということです。

大損するのが怖くて張れない筆者からは以上です。

(2017年1月13日 金曜日)

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