個人の見解であり関連する組織等とは何ら関係ありません

いわゆる「イスラム国」の発生とその事実上の存在について述べます

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ISISの事実上の支配地域と勢力範囲

おはようございます。

2014年10月の国際情勢に関する配信記事です。

世界情勢について少し述べます。

中東のシリアとイラクにまたがる山岳地帯に発生した過激派組織が勢力を拡大し、ついに2014年6月には「イスラム国」という建国宣言まで行うに至りました。

事実上の支配地域は山岳部が中心とはいえシリアの国土の約半分、イラクの国土の約3分の1となっています。

勢力範囲は更に拡大しており、イラク第二の都市モスルや他の重要都市も制圧し、戦闘員も急拡大して3万人を超えてきているという情報もあります。

国家樹立宣言をしていますが、当然に世界中の国家は暴力機関であるこの組織の国家宣言の有効性を認めておりません。

なので、我が国では、これまでの通称である「イラクとシリアのいわゆるイスラム国」という意味であるISIS(Islamic State of Iraq and Syriaの略)で呼び続けています。

NHKでは無理やり日本語に意訳し、「イスラム国家の樹立を一方的に宣言したイラクとシリアで活動する過激派組織」といった長たらしい表記を用いていますが、これは適当な対処と言えましょう。

この「過激派」(というレベルでは収まらない規模組織ですが)はイスラム教スンニ派が主流とされていますが、同じくスンニ派が多数派であるエジプトやサウジアラビアの宗教指導者も、「過激思想はイスラム教とは認めない」「イスラム教にとっての一番の敵」と強い非難を表明しています。

エジプトでは、ISISは「イスラム教を悪用しており、イスラムという宗教のイメージが損なわれる」として、この組織を指す際に「イスラム国」といった名称を使わないよう海外に求めています。

そもそも何故このような暴力組織でありながら一定の支持を得ている面があるのか、次回はその点を述べたいと思います。

(平成26年10月16日 木曜日)

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