個人の見解であり関連する組織等とは何ら関係ありません

コンビニ等の小売店プライベートブランドが出てきた背景についての話

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PB商品の例[棚の中段です]

おはようございます。

2017年7月のプライベートブランドに関する配信記事です。

大手スーパーに加え大手コンビニでもプライベートブランド、通称PB商品をよく見るようになりました。

最近ではPBといえば安いという常識を覆して三枚切りの高級食パンやら、高級珈琲の挽きドリップ売りなど、単に数量を捌こうとするだけでなく、質の向上による利幅向上も狙った商品開発が盛んなようです。

そもそも小売業は商品の販売による手数料で稼ぐ業種です。

利幅は手数料・販売に関する手間賃であり、商品そのものの本源価値の向上ではないのです。

すなわち、商品の価値は商品の生産現場でのみ付与されるということです。

確かに、富士山の頂上付近で飲むビールなんていうのは最高ですし、値段も地上のビールの何倍もしますしそれでも飲みたいものではありますが、それは商品そのものの価値向上ではなく、消費する場所やシチュエーションによる効用の向上であると考えるのです。

たばこや酒といった嗜好品は規制に左右される

同じように煙草も日本で吸うより規制の強いシンガポールで吸うほうが数倍致します。

もちろん、商品は生産して横においておけば自動的に掃けるものではなく、当然流通させ販売することで「売上」を上げないと資金回収できません。

この流通販売のプロセスのプロが卸売業者であり小売業者でありますが、当然自社商品ではないため、メーカーからの仕入れ商品に対して手数料を乗っける形で売価にすることが通常です。

しかし、流通小売業者の方にも資金力やリスク許容力がついてきた昨今では、自分がメーカーに成り代わり、商品に乗っける「流通小売手数料」以上の利幅を狙おうとしてきたのです。

確かにPB商品は厳密には自社製ではなく、主として小売業者がメーカーに委託し特別注文商品として製造してもらっているものが多いです。

しかしメーカー側はその商品はOEM(original equipment manufacturer)として自社ブランド商品についてまわる販売リスクを排除したものとして取り扱うことができます。

この商品が実際に消費者に支持されるか、売れるかのリスクはすべて小売業者が負うことになるのです。

販売流通業者が利益を伸ばしていくための手段として、一定以上の資金力がある流通小売業にとって、PB商品展開はは非常に魅力的であると言えましょう。

安い白ワインを炭酸水に混ぜ、カロリー半分のPBスパークリングワインとして独自展開している筆者からは以上です。

(平成26年7月17日 木曜日 最終更新:平成28年7月17日 日曜日)

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