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準惑星に格下げになったとしてもそれでも冥王星は特別だと思いたい話

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PLUTO

おはようございます。

2015年2月の配信記事です。

冥王星はプルート(Pluto)というギリシャ神話の冥界の王にちなんで名付けられた、太陽系最外縁の惑星として1930年にアメリカのトンボーによって発見されました。

古くから知られていた惑星は、地球の内部に水星、金星、そして地球の外側に火星、木星、土星でしたが、輪のある土星の外側に、天王星(ウラノス)が18世紀に、海王星(ネプチューン)が19世紀に、そして冥王星が20世紀に「発見」され、太陽系惑星9つが揃ったわけです。

すいきんちかもくどてんかいめい(水金地火木土天海冥)と理科の図鑑に載っていて、そのまま語呂合わせで覚えた人も多いと思います。

しかしそれでも準惑星に降格ッ

しかるに、2006年、全世界の星の専門家たちが会した国際天文学連合(IAU) によって、これまで曖昧であった「惑星」という定義を定めることとなり、それまで第9惑星として君臨した冥王星は、その惑星としての地位を追われたのです。

すなわち、惑星とは、

1.太陽の周りの軌道上にあり
2.十分な質量を持ち(結果、ほぼ球形)
3.近隣の他の天体を一掃する存在感を持つ

ものであるということとされ、この定義を全て満たすのは水金地火木土天海の8惑星である、と裁定されたのです。

そして、衛星以外の上記の3つの条件のうち1.2.の2つを満たしている天体は特に、「準惑星(dwarf planet)」に分類するということになりました。

こうしてその新しいカテゴリであります「準惑星」の典型例として冥王星を区分したのです。

そうして、一人ではあまりに可哀想ということなのか、火星と木星の間に展開する小惑星群の中の最大天体ケレス、そして21世紀に入って発見されすわ第10惑星かと話題になった冥王星のさらにはるか外側を回っている天体エリス(冥王星より大きい)もこちらのグループに加えたのです。

だんご三兄弟みたいなものです。

だんご三兄弟は、更にマケマケ、ハウメアという冥王星よりちょっと外側を回っていてちょっと小さい天体の「加入」により、五人組SMAPにまで成長しました。

準惑星グループの今後のAKB的発展を祈ります。

それでも冥王星は特別だというお話でした。

ちなみに、カラオケでは「星屑のステージ」が十八番の筆者からは以上です。

(平成27年2月20日)

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