YouTubeチャンネル登録もお願いします©2013/08- 上田海事代理士事務所

非対称バットという野球の歴史におそらく初めてであろうと思う発明をご紹介します

ビッグブレード(漕艇)

おはようございます。

2014年9月のビルメン王によりますスポーツ関連の記事です。

140年以上の歴史を誇る我が国の野球の世界にも、衝撃的で画期的な道具がリリースされました。

名づけてJグリップと呼ばれるそのバットは、なんと左右非対称のバットです。

思えば、漕艇ボート競技の世界で、今から約20年ほど前に、これまで主流だった左右対称の「マコンオール」から、右側漕ぎ(ストロークサイドといいます)と左側漕ぎ(バウサイドといいます)毎に、水面と平行になるように非対称の形状をした通称「ビッグブレード」というオールに転換したという業界の歴史を知っている筆者としては感慨ひとしおです。

マイナースポーツの漕艇ボートよりはるかにメジャーな野球においてこの発想をする人が今まで出なかったのは不思議だと思ったのですが、逆に固定観念が強いほど柔軟な発想は出にくいという例なのかもしれません。


非対称バットの実際

Jグリップのバット(野球)

普通のバットだと、振り込んでいくと下手の付け根がグリップ部分に当たって痛いし、特に身体の内側に飛び出たグリップ部分が、下手側の有鉤骨や尺骨神経周辺の損傷すら誘発しかねないという問題がありました。

これを解決するために、ずいぶん昔から「タイカッブ式」といって、グリップエンドの部分に向かって直径が大きくなるバットはありました。

かつてメジャーで活躍した球聖・タイカッブが使用したことからこの名がありますが、今回のこの製品は、タイカップ式バットのアイデアに、更に左右非対称というアイデアを加えた画期的な製品だと筆者は思っています。

筆者も実際に構えて振ってみましたが、左手の付け根(因みに筆者は右打者です)がしっくりと馴染んでバットに吸い付くようですし、降り始めもスムーズ、またインパクトの瞬間にしっかりとリストターンすることができ、手首に負荷をかけることなく、最大パワーを伝えることができるような気がしました。

おそらく、筆者含めて野球素人が陥りがちな、ヘッドが下がることを防ぎ、直線的なスイング面を確保し、合わせてヘッドスピードの向上にもつながるのではないかと思います。

道具の進化は素晴らしいものです。

しかし、道具の真価を発揮するのは使う人間の方ですので、それを忘れないよう練習しようと思います。

ボートやゴルフと間違えて、「左打ち用はないのか」と思ってしまった残念な筆者からは以上です。

(平成26年9月20日 土曜日)

▷▷次の記事は

2012年冬の日本プロ野球のドラフト会議を振り返りスポーツの衡平について考える

▷▷次のページは

業界の巨人Amazonが2018年についにQRコード決済領域に進出してきたと言う話です

SNSでフォローする