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先輩たちに受けた恩を次の世代に送っていくことで返すということが大切

中野正剛先生

おはようございます。

2015年2月の配信記事です。

お客様は神様ではない、と先日のエントリーに書きましたが、これは、プロは、プロとして客を選ぶ権利があるということでもあります。

それでは、なぜ選んだお客様に頭を下げるのでしょうか。

お客様はプロの提供する商品やサービスに対する「対価」として命の次に大事なお金を払うでしょう。

お客様は貴方をプロとして認めているのでお金のやり取りがあるわけです。

この点、いわゆる教授やいわゆる上司はいくら社内や研究室内の立場が上であっても、それで対価を支払うという関係にはないわけです。

筆者も、おごってもらった先輩や上司はよく覚えていますが、同じようなものです。

おごる立場になって考えるべきこと

そういうわけで、自分がそのような立場になったらできるだけその恩は次の世代に送ろうと思っているわけです。

戦前戦中の福岡出身の政治家中野正剛は、自宅で学生達を起居させ、食事や学費の面倒をみていました。

それで庭の雀(すずめ)の群れを指し、

「あの雀に茶碗のごはん粒を分けてやっても自分には大した事は無い、しかし雀は腹を満たし大空に飛んでゆく。君達もここから思い切り飛びたて」

と語ったと言われています。

中野正剛は、柔道の稽古中の怪我がもとで左足を切断したという困難の持ち主であり、戦中の日本において東條英機率いる大政翼賛会に反発し、母校の早稲田大学で「天下一人を持って興る」という政治史上に残る大演説をぶち上げ、そして東條によって逮捕捕縛、自宅監禁状態におかれた末に、割腹自決するという壮絶な人生を歩みます。

そんな中野正剛の像は、筆者の家の近くの神社の敷地内にひっそりと立っています。

さて、筆者もだいぶ先輩におごってもらってきまして、最近では後輩にもたかるようになってしまっておりますので、そろそろ出世払いしなければならないです。

夜な夜な出歩いていますが、なかなか世に出ない筆者からは以上です。

(平成27年2月22日)

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