個人の見解であり関連する組織等とは関係ありません

ボリューム国家とクオリティ国家という区分がありましたので紹介します

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おはようございます。

2013年9月の記事です。

国の国際競争力ランキングの推移を見ると、小国で開放経済である国々が上位を占めていることがわかります。

指標を集計したランキングですから、その採用される指標が小国向きだと言えば仕方ないところなのですが、人間の心理に即して集計されたこうしたランキングは示唆に富むのでここに取り上げます。

例えばThe World Economic Forumという独立非営利国際組織のまとめた2012年国際競争力ランキングでは、一位スイス、以下シンガポール、スウェーデン、フィンランド、そして米国、ドイツと続きます。

これは、巨大な人口と領域を確保し、労働力のボリュームと生産効率化による低コストを強みとして工業国モデルとして成長した先進国いわゆる大前研一氏が提唱するボリューム国家モデルより、小さな経済規模だが労働力のクオリティが高く、高コスト(教育や賃金)の人件費をカバーしうるニッチな業界での付加価値と生産性を高める仕組みに長けた同じく大前研一氏が提唱するクオリティ国家モデルのほうが優位に立ちつつあるということではないかということです。

高コスト・高賃金でありながら、付加価値の高い産業を生み出しリードし、低コストを武器とするボリューム国家に対抗するという対比です。

ボリューム国家として突き詰めた形が米国やドイツとするならば、これは日本にとって極めて示唆に富む図式です。

そして、クオリティ国家に共通する要素が経済自由度の高さとビジネス活動のしやすさという指標であることが注目されます。

硬直したボリューム国家群の統制された経済志向では必要な付加価値や競争力が滋養されないのではないかということです。

大企業にしなやかな中小企業が勝つというような図式でしょうか。

日本にいる私も硬直した規制や社会制度による競争力低下の要因を少しずつ取り除く取組みをしていきたいと思います。

(平成25年9月24日)

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