個人の見解であり関連する組織等とは何ら関係ありません

貼らないカイロというネーミングで売る普通のカイロが売れる世界

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貼らないカイロ

おはようございます。

2014年1月の配信記事です。

寒い日が続きますがいかがお過ごしでしょうか。

今日はネーミングの工夫によりその商品が持っている魅力を再認識させる高度なマーケティング手法の実例をご紹介したいと思います。

それは、「貼らないカイロ」です。

エジプトの首都であるカイロではなくて、日本語で懐炉と書きますのでこの際一緒に覚えてください。

40年ほど前までは、中にベンジンを入れてゆっくり酸化発熱させる繰り返し使用のものが主流でしたが、1975年に封を切ることで発熱を開始する使い捨て型カイロ「ホカロン」が発売され大ヒットしました。

今に至るまで使い続けられるロングセラーになったのです。

最近ではカイロといえば使い捨てカイロのことを指すようにまでなりました。

レガシーな商品のネーミングを工夫してみる

しかしながら、発売より40年が経過し、最近では当該商品もあまりにも一般化され、単価の相次ぐ下落によりコモディティ化してしまっておりました。

そこで、衣服に直接貼り付けることのできる「貼るカイロ」などの高付加価値商品を相次いで業界は開発し投入していくわけですが、やがて、本家本元の「(使い捨て)カイロ」を「貼らないカイロ」としてリネーム投入したところ、消費者の意識に新たに受け入れられたというわけです。

コカ・コーラも、クラシックコーラとしてリネームした事例もあります。

中身を変えなくても商品訴求方法を変えるというマーケティング手法について、みなさんも周りのものを見渡してみると良いかもしれません。

臨時マーケティング講義教室から以上お伝えしました。

(平成26年1月27日)

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