個人の見解であり実在の組織等とは何ら関係ありません

社会の公民の話として内閣(行政府)と政党(私的一般団体)の役割

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国会議事堂 向かって左が衆議院

おはようございます。

2014年9月、ビルメン王@shinya_uedaより今日は固いお話をわかりやすくお届けしたいと思います。

昨日内閣改造が行われました。

戦後最長の閣僚交代のない内閣だったということで、人心一心のため内閣を改造した(首相は変わりません。首相が変われば内閣改造ではなく新内閣発足です)ということなのでしょうが、この内閣に入るというのと同時に幹事長とか選挙対策委員長といった、政権党での役員交代というのも同時に行われるのが通常です。

国政にあたる政治家というのは、一般にまず主義主張を共通にする何らかの社会観や政治観をもつ人々によって構成される政党に属することになります(無所属というのもありますがここでは割愛します)。

これらの政党は、相互にそれぞれの社会観・政治観に立脚し国民の諸利益や意思を集約した政策を形成します。

そして、その政策を実現するために議会を運営することができる国会議員を選挙に勝つことで送り込み、その多数派が政権を担当し、行政の府である内閣を形成するということになります。

政党の存在は憲法上予定されていると解される

したがって、まず政党があり、そして政権党となった政党の主導で内閣が形作られることになります。

外務大臣というのは1名しかいませんが、幹事長というのは政党ごとに存在しえます。

よく報道されているのは、「政権党」の役員(ポスト)のことなのです。連立与党の場合、「政権党のうちの主要なもの」になります。

小選挙区制で戦う衆議院議員についても同じことが言えます。

原則、1選挙区に1名の衆議院議員の定数しかありません(比例代表制についてはここでは割愛します)。

複数の政党が同じ選挙区で議席を争って選挙を戦う場合、いずれも「国会議員」ではなく「(それぞれの政党の)支部長」という肩書となります。

もちろん現職の国会議員が「支部長」を表立って名乗ることはありませんが、例えば落選して浪人中の候補者は、しばしば「支部長」「前衆議院議員」といった肩書で、むしろ現職の議員よりも地元選挙区で活動している場合もあります。

この支部長のポストに付くには、所属政党の本部からの後押しが当然必要です。

本部としては、まず選挙に勝てそうな候補予定者を支部長に勧誘すべく、普段から人材発掘に注力することが求められるのです。

政権党の党内主要ポストは、首相以下内閣を形成し行政に当たる議員の後詰として、大変重要な役目を担っているので、内閣の改造と同時に(あくまで私的な団体ながら)その役員交代が大きく報道されることになるのです。

飲み会の幹事にはよく就任させていただき大統領と呼ばれることも多い筆者からは以上です。

(平成26年9月4日 木曜日)

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