個人の見解であり関連する組織等とは何ら関係ありません

2016年1月初めの世界中での株価同時下落の原因を探ってみます

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海底油田への油井

おはようございます。

2016年1月の記事です。

2016年の新年、世界中で株価が下落しています。

年が明けて下がる一方です。

相場は非常に難しいところですが、起きた事象を簡単に説明します。

そんな中先ほど発表された昨年2015年12月の米国雇用統計では、最も注目される非農業部門雇用者数が、前月比で29万2,000人増と、市場関係者の予想の中央値である20万人を大幅に上回る伸びとなりました。

しかも、昨年11月分が、同21万1,000人増から同25万2,000人増へ上方修正されるという事態となりました。

すなわち、これは米国経済が着実に回復しているということの証左になります。

同じく失業率も5%と、これは2008年4月以来の低水準となっています。


しかるに、なぜ米国株も含めて世界的な株価下落基調が続くのでしょうか。

一つは、中国経済への懸念です。

中国経済は巨大な消費マーケットと世界の工場と言われた豊富な労働力で経済成長を続けてきましたが、ここにきて一人っ子政策による将来の人口減少トレンドが意識されることとなり生産はだぶつき消費は増えずに曲がり角を迎えています。

もう一つは、原油価格の下落です。

原油先物相場(WTI)が1バレル=30ドルを割り込むといった、実に約12年ぶりの安値圏にあるのです。

これは、IS(いわゆるイスラム国)といった国際テロ「組織」による製油所の占拠などから野放図な投げ売り的生産が行われ、また世界の産油国の足並みも揃っていないために、あっという間に世界中に石油がだぶつく状態になってしまったのです。

1バレル=100ドルを超えていた頃が嘘のようです。

この結果、この雇用統計の結果をもってしても、利上げに必要なインフレ率を押し上げるほどのインパクトに数字があるものとはならず、引き続き米国の利上げは慎重に行われるのではないかというところです。

いろいろ起きたことについての理由付けを書きましたが、先の相場を読むのは本当に下手な筆者からは以上です。

(平成28年1月9日 土曜日)

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