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ヒッグス粒子の「発見」したというニュースに見た実在という概念

おはようございます。

2016年9月の記事です。

ヒッグス粒子の発見は、2013年における科学史上空前のニュースでした。

万物に質量を与える神の粒子、ヒッグス粒子がついに「発見」されたのです。

現在の理論物理学、量子力学の巨大な実験データでの検証は、何百何千もの研究者・専門家たちが参画する巨大プロジェクトになっておりますが、古代のピラミッドと同様、ピラミッドを作ったのはファラオ、というようにこの粒子の名前も「ヒッグス粒子」ということになるのでしょう。

ヒッグス教授はといえば、実験機関CERNとプロジェクトチームの半世紀の努力の結果、理論的に自分が発表したことが冷静に「本当に証明された=実在となった」だけ、と述べておられますが…。


理論と実践はだいぶ違う

理論を提唱するのと、そのとおりにビジネスキャリーに載せるというのは大変な違いです。

企業における基礎開発と応用開発、その技術を使った新製品が世に出るまで、いくつもの段階や検証が必要になります。

すなわち、特に先端技術を駆使して新製品を送り出す研究開発型企業の場合、基礎研究の5年10年後に実際の商品が発売されますので、技術者にとっては既に10年以上その新技術については研究し尽くしていることがほとんどです。

したがって、消費者にとってはまったく新しい技術やトレンドであっても、良く調査すれば、何年後にそういった技術が世に出そうだということはわかります。

蝉(せみ)の幼虫や蛹(さなぎ)、蚕(かいこ)のように、地中に眠る新技術やノウハウをもつ企業をしっかりとした調査した上で、先買いする、そんな賢い投資判断をしたいものです。

調査ばかりで成果が出ずに、解雇されそうな筆者からは以上です。

(平成28年9月8日 木曜日)

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