個人の見解であり関連する組織等とは関係ありません

日本の議会の衆議院議員の選挙制度についてここでおさらいしております

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おはようございます。


2013年10月の配信記事です。


日本の選挙制度のおさらいです。


2013年10月時点ですが、衆議院議員の定数は480と決められています。


欠員もあるので最大480名ということですが総選挙で全員が入れ替わり現行の選挙制度(公職選挙法)で選挙区300名、比例代表180名の枠を競い合うことになっています。


ここで選挙区はすべて小選挙区であり、1つの選挙区から当選する候補者は1名しかいません。


ちょっと昔までは中選挙区と言ってもう少し広い選挙区に定員4や5といった当選者を割り当てていたので、小規模政党も何とか選挙区での当選者を出すことができました。


いつもこの中選挙区で4番手程度の当選者ながら地道に政治活動を続けてついには首相になった方までいます。

これが政治と政党の多様性だったといえばノスタルジーになりますが、結構バランス感覚と人物本位の投票活動がなされてきたという意味では懐かしい選挙制度でした。


今は、シロか黒か、右か左か、行列法律事務所のタレント議員は好きか嫌いかといった二者択一で選挙区当選者が決まってしまいます。



何しろ1人しか通りませんからいつも選挙区は血で血を洗う消耗戦に突入します。


現職の首相だろうが大臣だろうが、選挙区で人気の候補が刺客として送り込まれたら全力で戦わなければなりません。


現職の総理大臣が、総理大臣になる前段階としての衆議院議員になるための選挙で全力投入しなければならないというのは国内代表選考会ばかりが盛り上がり本戦のオリンピックの本番ではさっぱりの昨今の我が国マラソン界に似ていると思うのは筆者だけでしょうか。

さて、これではあまりにも僅差で小選挙区で敗れた候補者が浮かばれない、もしくは強い地盤を持つ小選挙区の連続当選者に挑戦する対立候補者が浮かばれる敗者復活の方策はないかということで編み出された妥協案が、比例代表並立制という制度です。



これは、予め並立して小選挙区と同時に比例代表区でも立候補しておき、所属する政党の比例代表当選の枠を名簿順位によっていただくというシステムです。


ここで、比例代表候補者にはもちろん順位を付けることもできますが、衡平を期すため重複立候補者については通常同順位として、実際の順位は小選挙区における「惜敗率」によって決定されるという方式を取るのが通常です。


これにより小選挙区においてもできるだけ迫って負けることが要求されるということになります。

しかし、どうも小選挙区で落選したはずの大物議員がちゃっかり敗者復活よろしく比例で当選しているのを見ると少々複雑で、また離党や新党結成の騒ぎでよく出てくるのもこの比例区の議員だったりするところを見ると、比例復活の意義はあまり高くないとも思われます。



いろいろな制度の中から採用している現行選挙制度ですが、筆者は中選挙区制度の衡平さが気に入っています。


いつも二番手以降で敗者復活も困難な筆者からは以上です。


(平成25年10月17日)
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