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(予算委員会は何でも聞けるところ)国会中継を見ていて気づくことは

国会議事堂正面

おはようございます。

2016年3月の政治情勢に関する配信記事です。

連日国会では様々な議論がなされておりますが、今回は国会中継を見ていて気になるところについて述べます。

2016年は、1月4日の早い時期から国会が開会しておりまして、衆参両議院での内閣、政府への質問が各委員会でなされています。

特に、予算委員会での質問は、「予算に関すること」にほぼ何でも議案を紐つけて質問できるので、本会議場以上にテレビにその答弁の様子が映し出されることも多いため、国民の多くにその存在はあの会議場ね、と理解されているものと思います。

実は政治に人一倍興味のある筆者(国会議員政策担当秘書になれる資格というのを持っています)は、この予算委員会が開催されているところを扉の向こうから傍聴したことがあるのですが、テレビで見るよりずっと実物は小さく見え、まさに与野党の国会議員の勝負の場所といった雰囲気でありました。

答弁の長さも議院によって違う

さてこの答弁ですが、政府側の答弁(回答)は衆議院側では長く、参議院側では短いです。

これはどういうことかといいますと、衆議院側ではその院内規則において、質問時間は回答者の回答時間も含むとされているのに対し、参議院側では、同様にその院の規則において、質問時間はあくまで質問者の質問時間としてカウントし、回答時間は何ら関係ないとしているから...であります。

ウィキペディアにおける「質問方式」にある説明を引用しますと、

”衆議院では質問者の質問時間と答弁者の答弁時間の合計時間で残りの持ち時間が計算される(往復方式)。”
”参議院では答弁者の答弁中は質問者の持ち時間は費消されず、質問者の質問時間のみによって残りの持ち時間が計算される計算方式がとられている(片道方式)。”

となるのです。

政府側としては、衆議院では回答を長めにすることで、質問者の時間を時間切れに追い込むことができるというわけですが、参議院ではそのようなことは認められないために、簡潔に短くなりがち、ということになります。

どちらがいいというわけではありませんが、会を運営する、というのには細かな合理的な取り決めがあり、その中でいろいろと各会派は工夫を重ね、そこで議論されたことから採決がなされ、国としての重要な意思決定が行われていくということになるのです。

人生片道切符続きの筆者からは以上です。

(平成28年3月9日 水曜日)

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