高すぎる自意識は精神を蝕む

自己意識を高く持つのと実際にそのように振る舞うのは別だという当たり前の話をします

おはようございます。

2019年4月の筆者提供のブログ配信記事です。

おはようございますと言ってますが、まだ起きてません。

筆者としましては、早起きして、運動(散歩)して、自宅の周りの清掃活動もして、知的活動に読書などして、仕事もばっちりやって、家事というか自分自身の面倒も見て、きちんと着こなし洗濯をして、その上で自己研鑽(という名のフィールドワーク=飲み会)もしたいし見たい映画もあるし、家族と話もしたいし、そもそも仕事場の整理もしたいし、随分あっていない遠くの友達とも会ってちょっとした話もしたいし、まだFB(フェイスブック上)でしかやりとりをしていないけれども実際に会って食事したり飲みに行こうよと言われたままほたっている数多くの「約束」を実現したいし、旅もしたいし国内も海外も訪ねて行きたいところもたくさんあるし、そもそも今週末(2019年4月21日(日))投開票の地方統一選挙(後半)の応援や野次馬にも行きたいしブログ記事の書き溜めでもしておきたいところなのですが、まずは心身の健康第一であることはわかっているのです。

なので、まだ起きられないのです。

しかし、寝過ぎは身体にかえって毒であるというエビデンスもあり、身体(というか脳)の疲れを取ったならば速やかに起きて活動して、身体の方から十分に疲れさせて、脳もろともぐっすり寝るための「準備」をした方がより健康になるということでありますので、そろそろやっぱり起きなければなりません。

さて、自己意識を高く持ち、同時にいろいろなことをやりたいと意欲的に「思う」のは大変重要です。

ですが、人間身体は一つなので、これから当面やれることは一つだけに限られます。

ですので、思うことと、実際にやることの間に、習慣や心構えという力を使って、やる順番を決める「整理」をつけることが大切になってくるのです。

筆者が今まで見た映画の中で、最も印象に残った作品のうちの1つ(たくさんあるのですが)に「アレキサンダー」(ハリウッド映画なんで英語読み、原文類似読みだとアレクサンドロス)という、コリン・ファレルが主演した壮大な戦記物映画がありますが、この中で、物語の語り部となる老齢となったプトレマイオス一世(アレクサンダーの友人にしてその死後アフリカの占領地を実質統治しファラオになった)が、「本当の大王はアレキサンダーのみ」「エジプトの統治者たる私など、(アレキサンダーのなしたことに比べれば)ほんと、大したことない」といった感慨を述べ、「そして、彼(アレキサンダー)を皆が殺した」「遠征と彼の夢についていけなくなった皆が殺した」と述べて、これは公式な記録に取るな、と言って終わるシーンがあります。

自分の行動できる範疇を超えた夢を語る人に対して、凡人が思うのは、ついていきたいという衝動と、離れるべきと思う恐れです。

両方あります。

「ここを渡れば人間世界の悲惨、渡らなければわが破滅。進もう、神々の待つところへ。我々を侮辱した敵の待つところへ。賽は投げられた!」

とかのルビコン川を渡ってローマに進軍したユリウス・カエサルについていった兵士たちも、そんな不安の最中、この檄に打たれて一気にまとまり進軍したわけです。

そういう意味では、自分自身の中にいる前向きな意志と不安な要素のバランスを取ること、そして時間が有限であることから迷ったらGOと言える気概とチャレンジ精神が一番大切なのではないかと思う次第です。

アレクサンドロスの名前は、英語読みではアレキサンダーとなりますが、ペルシャ語やアラビア語としての言い方としてはイスカンダルとなり、その言い方で遠くマレー半島まで伝わり、「イスカンダル計画」という巨大な不動産開発計画の名前となり、さらにその名前を日本の宇宙漫画家が取り上げ、コスモクリーナー技術を持つイスカンダルという目的地に設定しました。

宇宙戦艦ヤマトの公式設定では、西暦2199年、ガミラスの攻撃により滅亡の淵に立たされた地球人類に、イスカンダルのスターシャが波動エンジンの技術を提供し、放射能除去装置コスモクリーナーDを取りに来るようにメッセージを伝えたとあります。

このメッセージを受け、沖田十三率いる宇宙戦艦ヤマトはイスカンダルへと旅立つのです。

一度書いておきたかったので、アレクサンドロス大王から、宇宙戦艦ヤマトまでのつながりを一気に説明してみました。

自己意識が高くない筆者からの考察は以上です。

(2019年4月16日 火曜日)

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