通勤

【通勤】
まずは英語の原文で味わってください。さっくり流して構いません。衝撃の事実です。

Starbucks New CEO Under Fire for
1,000-mile Private-Jet Commute
Brian Niccol, who was recently named
CEO of Starbucks, has come under fire
after it was revealed he will commute
almost 1,000 miles (1,600 km) from his
home in Newport Beach, California, to
the company's headquarters in Seattle
on a private corporate jet.

「スターバックスの新 CEO に批判、専用機で1600キロ通勤」
先ごろスターバックスの CEO(最高経営者)に任命されたブライアン・ニコル氏が、カリフォルニア州ニューポートビーチの自宅から1000マイル(約1600キロ)近く離れたシアトル本社までビジネス自家用機で通勤することが明らかになり、蜂の巣、つまり非難の的となっている。

ご存知経営不振が囁かれる、コーヒーチェーン最大手のスターバックスの新 CEO に就任したブライアン・ニコル氏。
160万ドル(約2億3400万円)の基本年収に加え、
360万~720万ドルの年末ボーナス、年間2300万ドル規模の株式補償など、破格の待遇が話題になっています。
そんな中、シアトル本社に常駐せず、ニコル氏にはカリフォルニア州の自宅から通勤できるように専用のビジネス機が提供されることも明らかになりました。
スターバックスは昨年初頭からテレワーク社員が少なくとも週3日はオフィスに出勤する "ハイブリッド勤務"が採用されているそうです。
ニコル氏についても、ニューポートビーチ自宅でのテレワークと週3日以上のシアトルへの通勤を組み合わせた形になる
ということで、1600キロの通勤のためには会社側が
専用ジェット機を提供するというわけです。日本で言ったら福岡から札幌、みたいな感覚。
この異例の特典については、気候変動への影響や環境に優しい事業を前面に出しているスターバックスの企業イメージに矛盾するとして、非難の声があがっています。
米政策研究所によると、自家用機が使用する燃料は商業機に比べると非常に少ないものの、輸送人数が極端に限られるため、1乗客マイル1当たりび消費量は商業機の10倍以上になるということです。
もちろん、かの国のトップアスリート、さらには儲かってる企業のエグゼクティブはプライベートジェットがもはや「足」になっているという感覚はあります。ゴルフの松山英樹選手やメジャーリーグの大谷翔平選手も試合会場の移動はプライベートジェットです。しかし、確かに環境にやさしい企業イメージ、さらに第三の居場所なんてのを打ち出す紙ストロー会社のトップとしては非難を浴びても仕方ないと思います。
スタバでものを買うことはもうあまりありませんが、これで、株も買うことも無くなったかな、という感じです。
何がサードプレイスだよ。スタバで仕事しろや。
スタバじゃない喫茶で勉強します。
以上