リストラ
2014年の話です。当時勤務していた会社で突如、希望退職の募集が始まりました。私もご多分に漏れず「辞めさせたいリスト」の一人に。 4回に及ぶ面談で、人事が放った言葉は今でも忘れません。会社「あなたが活躍する場所は、もう社内にはありません」
私「どういうことですか?」
会社「ご自身で考えてください」結局、当時の社員数の4分の1である約190人の仲間が会社を去りました。 一方で、会社の意に反して残った者には過酷な「報復人事」が待っていました。・生産技術部長(四国)⇒ 関東工場の工務係長へ降格・単身赴任
・営業課長(関東)⇒ 関西工場の生産課(平社員)へ降格・単身赴任 他に60人ほどあり。私は、合格したばかりの社労士試験の知識をフル活用し、労働組合を結成して会社に加入を通告しました。それまで品質保証部門でしたが、嫌がらせで未経験の生産部門へ異動。しかし、引っ越し(転勤)はなし。組合員であることの効果は歴然でした。のちに社労士の兼業を認めさせて会社業務が終われば正々堂々と社労士として障害年金業務を行いました。おかげで現在は、障害年金請求を専らにする社会保険労務士業をしています。当時は組合結成で身を守るのが精一杯でしたが、未経験の生産部門に異動させられたことを「不当労働行為」として、労働委員会に救済申し立てまでしていれば、法的な闘い方としてさらに貴重な経験(知見)が得られたのでは、と今では考えています。理不尽な人事で腐りそうになっている方に伝えたいのは、「知恵と法律は、自分を守る武器になる」ということです。

