首班指名

【首班指名】
2024年11月11日(月)の特別国会召集と首班指名が迫ってきました。国会での首班指名に面白いアイデアがあります。この写真には、確かに「野田佳彦を首相に」とは書いてないので、例えば、第2党の立憲民主党が、党首の野田佳彦と書かずに、『政権交代こそ最大の政治改革』を本当に実現したいのであれば、首班指名で『玉木雄一郎』と書けば実現出来ます。現在、立憲民主党の小西洋之参院議員などが、「国民民主が選挙で『野田さんを首相にする』と言ったかどうかではなく、『政権交代こそ最大の政治改革』等と訴え野党最大議席数を頂いた立憲民主党などへの国民の大多数の意思に反して、『自公過半数割れという政治的成果』を国民民主がいわば私物化することが問題なのです。」などとのたまっておられますが、立憲民主党が『政権交代こそ最大の政治改革』を本当に実現したいのであれば、首班指名で『玉木雄一郎』と書けば実現できちゃいます。この点、国民民主党の玉木雄一郎代表らは「首班指名では『玉木雄一郎』と書く」ということを明言しています。首班指名で「玉木雄一郎」と書くことが、自動的に石破茂首相の延命につながるということで、ネットでは「#国民民主党に騙されるな」「#国民民主党に騙された」というハッシュタグが広まるなど、手のひら返しの批判がわき起こっていました。衆院選後の議席数は、自民191、公明24。148の立民と28の国民民主が協力し、38の維新が「玉木首相」に乗ってしまえば政権交代が実現します。「立憲民主党は、石破氏を首相にするのか、玉木氏を首相にするのか「選べる」立場なのです。『野田佳彦』と書くと、自民党石破茂の勝利です。さあ、立民が選挙で掲げていた「政権交代」の公約を実現するため、立憲民主党に腹を括るつもりはあるでしょうか。だいたい、自民党は、過去に1994年の自民党・社会党・新党さきがけによる「自社さ政権」で、社会党の村山富市氏が連立内では少数派ながら首相に就任させたことすらありました。首相ポストも遠慮なく政権奪取のために差し出す戦略。歴代の自民党並みの腹を括れる策士が立憲民主党にいるかと言えば、そうでもなさそうですね。ちょっとそこは役が勝ちすぎていて、つまんないですね。別に玉木首相を望んでいるわけではありませんが。以上