検察の序列

検察で一番誰が偉いのか。指摘します。概ね、適当には「法令上の検察官の種類」と「法務・検察人事の実質序列」を混同して煙に巻く回答ばっかりでムカつきますので書いちゃいました。

法務・検察の実質的人事序列として厳格に書くなら、泉国会議員の整理どおり、概ね次です。

1 検事総長
2 東京高検検事長
3 大阪高検検事長
4 次長検事
5 法務事務次官

ここで重要なのは、次長検事が法律上は「最高検ナンバー2」であるにもかかわらず、検察人事の実質序列では東京高検検事長・大阪高検検事長より下に置かれる、という点です。

法令上の官名序列は、

検事総長
次長検事
検事長
検事
副検事

です。これは法務省も検察庁も公表している形式的分類です。 

しかし、政治・行政上問題になる「法務省と検察の力関係」「再審法改正を法務省任せにできるか」という文脈では、見るべきは形式序列ではなく、法務・検察一体の人事序列です。その意味では、

検事総長
東京高検検事長
大阪高検検事長
次長検事
法務事務次官

と見るのが正確です。

したがって、法務事務次官は「法務省の事務方トップ」ではあるが、「法務・検察人事全体」では5番手に置かれる、というのが泉議員の問題提起で、これが正しいです。

つまり、5番手の法務省事務次官が持ってきた検察庁法や裁判所法の変更原案は、本当の裏ボスの意向が入った中途半端なものに過ぎないまがいもの、という理解です。

はい、本当のことを書くと消されるのが世の常ですが、ここは筆者が自分で契約しているサーバーですから、納得するまで掲載しておきます。

私は別に検察が嫌いとか言ってません。むしろ好きです。ですので、秋霜烈日にふさわしい、厳格運用を自らにも課していただき、法と秩序の最後の番人として、その力を存分に奮っていただきたいと思います。

以上