特定危険指定暴力団 工藤会 最高幹部野村悟に死刑判決

特定危険指定暴力団 工藤会 最高幹部野村悟に死刑判決

ついにこの日がやってきました。

筆者は修羅の国福岡県のさらに深い修羅の門、福岡県北九州市出身です。

小さいころから、非合法・暴力活動を繰り返す身近な組織の類型に3つありました。

同和団体、外国人(アジア系)団体、そして暴力団、この3つです。

その3つの組織や団体、界隈すべてに属する人も多くいて、その子弟や子供たちも普通に公立小学校や公立中学校に通っていた、そのような清く正しい、昭和生まれの北九州市出身者、それが筆者です。

筆者の父親は、そんな危険な暴力団や半グレ、チンピラやエセ右翼、外国人団体などなどを「お客さん」として、数十年にわたり対峙してきた福岡県警小倉南署、刑事一課暴対法班の刑事でした(すでに退官しています)。

報復が怖いため、筆者の母親は父親の職業についてはぼかして、「八幡製鉄所関係」と嘘をついていたくらいです。

同じ大きな公団住宅(アニメ「耳をすませば」に出てくるような公団住宅の巨大版をイメージください)に住むクラスメートの親の職業も、トラック運転手とかタクシー運転手とか的屋のおやじとかたこ焼き屋、クレープ屋とか居酒屋飲食店、そういう中には、本当の組員やら二次団体三次団体の関係者や、フロント企業も入り乱れており、それはそれは多様性豊かなお土地柄でございました。

それが縁なのか、大学法学部では刑事訴訟法のゼミに所属し、同窓のゼミ生は裁判官や検察官、弁護士になっていきました。

ですので、今回の判決は、自分の生きてきた歴史の中でも最大級の感慨を覚えます。

2021年8月24日(火)午後、特定危険指定暴力団工藤会(本部・北九州市小倉)最高幹部「総裁」の野村悟被告(74)に死刑判決が言い渡されました。

刑が言い渡されたのは、福岡地裁(福岡市中央区六本松)。

この新しく建設された裁判所は筆者の自宅そばであり、わが街においてこれだけの事件で全国の注目を浴びるのもまた縁だと思います。

午前10時に始まった判決公判は、主文の言い渡しが後回しとなり、判決理由から述べられました。

極刑(要するに死刑判決)が出されるときの通例であり、関係者には緊張が走りました。

野村被告は認定事実が読み上げられる間、ときおり首をかしげ、隣にいた田上被告は苦笑いを浮かべるなどしていたようです。

そして、16時頃に主文の言い渡し。

両被告の態度は一変、野村被告は足立勉裁判長に向かって「公正な判断をお願いしたのに全然公正じゃない」「生涯後悔するぞ」などと大きな声を上げ、無期懲役が言い渡された工藤会ナンバー2「会長」の田上不美夫被告(65)も「ひどいな、あんた。足立さん」「東京の裁判官になって良かったね」などと、威圧ともとれる(裁判上、脅迫罪とは認定しにくい)発言を残して、裁判長の2度にわたる退廷命令によって退廷したとのことです。

今後、福岡高等裁判所への控訴および最高裁判所への上告と裁判は三審制の建前から進んでいきますが、どうぞこの地裁判決を全国の司法関係者は尊重していただきたいと切に願います。

「生涯後悔するぞ」とか「東京になって良かったね」というのは建前はどうでもよく、明確な自分の組織の鉄砲玉に対する報復指令です。

ひどいのはお前らの今までの所業であり存在であり、いったい何人の市井の人々を泣かせてきたのでしょうか。

日本の警察検察、そして司法の威信にかけ、今回のこの判決を出してくれた足立勉裁判長に対しての万全の警護を求めます。

そして、今後今回の判例が適用されていくことを通じて、安心安全な国民生活がもたされることを願います。

こいつらの手口そのままな発言、暴力を背景に周りを脅して金集めるだけの正に暴力団のものであり、卑しくさもしいものです。

ヤクザとは、893と書いて、合計が20、すなわち一の桁が0(ブタ)になり役に立たないところから来たという説が有力で、筆者もそのように祖父なりから教えられてきました。

花札を使った三枚(またはおいちょかぶ)という博奕では、3枚札を引いて合計値の一の位の大小を競ういます。8・9の目が出れば17となり、一般的な常識人にとっては“7”の場合「もう一枚めくる」ことはしないのだが、投機的で射幸心が強く、且つ非常識な輩は そこで「一か八かで、もう一枚を引く」。その結果で“3”を引き、最低の得点である“0”(8+9+3=20、ブタ)となります。

ウィキペディア「ヤクザ」より、一部筆者追記

筆者は、北九州の気候や人柄が大好きです。

陽気で明るくて気骨があって親切で人情たっぷりな川筋気質です。

しかしながら、そんな明るい土地柄人柄に暗い影を落としていたのは工藤会(工藤會)をはじめとした暴力団、武装集団です。

これを機に、小倉や八幡、戸畑や門司、若松の町がどうか安心になることを願います。

繰り返します。

これから、国や警察の威信をかけて裁判関係者とその家族を徹底的に守り抜いて欲しいのと、今後の裁判の速やかな進行と、刑が確定したら即時執行をお願いします。

特に、国家官僚の警察庁長官(身辺警護)、それから政治家の法務大臣(刑の執行)、この2名には毅然とした対応を求めます。

びびっちゃダメです。

追記

現在、日本を揺るがしているKK親子の警備等に税金を使われるのは非常に不満ですが、この裁判長とその家族親戚一同には、がっちりSPつけて絶対に守っていただきたいです。

裁判長とその親族の警備に使われる税金は全く惜しくありません。不足なら国会議員自体かその報酬を半分にして警備費に回してもらって結構です。

日本に必要な人に税金は使われるべきです。

海外でもニュースになりました。

Japanese Yakuza Boss Sentenced to Death 

Fukuoka District Court in southwest
Japan on Tuesday sentenced the head of
Kudo-kai crime syndicate to
death by hanging for ordering four
assaults, one of which resulted in
death.

以上