エヴァンゲリオンの碇ゲンドウという人に親近感と違和感を覚えたという話(ほぼ雑談シリーズ②)(2021/03/11)

▼エヴァンゲリオンシリーズの重要登場人物、碇ゲンドウ(いかりげんどう)は京都大学理学部卒という設定だそうです。公式には、第弐拾壱話・第21話 ネルフ、誕生という章で、1999年、京都大学理学部の教授だった冬月は、興味深いレポートを書いた学生、碇ユイと知り合う。同時に喧嘩沙汰を起こした六分儀ゲンドウの身元引受人になったことでゲンドウとも知り合うが、ゲンドウがユイと付き合っていることを聞いた冬月は、驚きを隠せなかった。セカンドインパクト後の2002年、大学を辞め、愛知県のバラック船で医者となっていた冬月は、死の海と化した南極の調査に誘われ、調査船で六分儀ゲンドウと再会する。ゲンドウはユイと結婚し、名を碇ゲンドウと変えていた。またこの調査船には、葛城調査隊の唯一の生き残り、幼い頃のミサトも隔離部屋に保護されていた。という設定が語られているので、碇ゲンドウは、実はこれを書いている筆者よりちょっと後輩(筆者は199X年、地球は核の炎に包まれた!ではなくて京都大学法学部卒)ということのようです。もちろん、ユイとゲンドウは学生だといっても、修士課程か博士課程の「大学院生」である可能性もありますので、正式にはわかりかねますが、実は団塊ジュニアをターゲットとした、このエヴァンゲリオンというコンテンツ作品に流れる設定が垣間見えて面白いところです。でもなんで東大卒じゃないんでしょうかと思いますが、そもそもこの作品の生みの親である庵野秀明監督が、山口県立宇部高等学校での高校生時代には、美術部で部長を務めるほどの画力を有しており、高校卒業後は就職せず、遊んでばかりいたために親に心配され、一浪を経て、当時、入試が実技のみであった大阪芸術大学映像計画学科に進学したという経歴から、なんとなく出身も含めて関西に縁があるというということで勝手な結論としておきます。

▼しかしながら、この碇ゲンドウの京大理学部卒という設定には、このめんどくさい大学の中の世界を少々知る筆者(筆者は最短の4年で抜け出た稀有の存在)からも、とても無理があると思うのです。あの大学のあの学部にあんなにゆっくり話す人間、当職の知る限りでも、ひとりもいません。劇中の碇ゲンドウは、何をやらせるにしても説明が不十分であり、事象の解説能力と事案の解釈能力に欠けています。ものすごい超性能の人造人間を開発しておきながら、その実、頭が悪いんじゃないかと思うくらいです。何をするにしても説明がなさすぎます。京大理学部、しかも大学院修士課程や博士課程卒なら、そりゃもううっとおしいくらいに説明するはずなのです。風呂の水が下から流れている渦を見ては、やっぱり日本は北半球だと感じるよね(うっとり)といった伝説の言辞を吐いた同級生(大学1回生時)もいました。そんな理学部卒が、ただ「エヴァに乗れ」とか言うのはありえません。「このエヴァンゲリオンという人造人型兵器(以下単に人造人形兵器という)は、それ自体が自律している生命体ともいえ、碇シンジ君、つまり今話しているあなたにのみフィット(適応)するように個別に設計設定がほどこされており、まだ細かく伝える時間的猶予もなくそちらの理解力も不足しているであろうから、嫌味でなく事実として、当方も厳密には言えないものの、この人造人形兵器エヴァンゲリオンのOSの設計上、これを設計した私の遺伝子の半分を受け継ぐ実子である可能性が私の妻に対する信頼度99%以上において確実される貴殿には間違いなく適合する可能性が高く、内部も液状、といっても酸素呼吸は肺ではない何かからできるようになっており(アニメの世界の設定上)、現状、使徒(この場合は天使、堕天使といった西洋宗教的な文脈ではなく、このアニメの世界の設定上、地球に飛来することになっており現に飛来しつつある、宇宙(量子力学的な定義ではなく、こちらはアニメ設定的に、単に地球外)よりやってくる同種の生命体であり外敵のようなもの、正確には敵かどうかも定かではないが、と一応定義しておく)の攻撃を受けている地球の地上やネルフ本部よりも、この人造人形兵器エヴァンゲリオン初号機内部の方がより安全と言っても過言ではない、従ってこれに搭乗し、こちらからの及び機体自体に搭載された人工知能からの適宜適切なるレクチャーに沿って前段に定義したところの敵を殲滅、無力化してほしいというのが私を含む当方からの当面の要望である(ここまで20秒)」くらいでちょうど良いのではないでしょうか。

▼全国の理学部のみなさん、補足説明がありましたら承ります。京大理学部、仙人学部、就職無理学部と言われたみなさんに栄光あれ!

実は関西ご出身の第三東京市在住 碇ゲンドウさん
https://birumenking.com/?p=9336

▼追伸。本日2021年3月11日(木)は東日本大震災10周年です。地震のあった14:46には当社も黙祷いたします。犠牲となられた皆様安らかに。被災されました皆様に安息の日が訪れますように。

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