[00023]昭和生まれ

「赤龍王」最終話

昭和生まれが子供の頃に読んでいた漫画を見せてやんよ(閲覧注意)

これが昭和(後半)生まれが読んでいた漫画だよ(少年誌!)
言葉を少しくらい話し始めた令和生まれのガキども、それから平成生まれのオンライン妖精ちゃんたち、昭和生まれのおれたちが、どんな環境で育ったか教えてやんよ。
ちゃんと言わないとわからないと思うけど。
上記は、人気絶頂、あの週刊誌にして600万部を毎週発行していた週刊少年ジャンプの連載漫画です。
秦の始皇帝が統一したあとの楚の項羽と漢の劉邦を描いた「赤龍王(本宮ひろ志先生)」。
キングダムとかじゃないよ。楚漢戦争ですよ。
そして見てください。この残虐描写と暴力的差別的発言のオンパレード。
一ページで数十人が殺される描写もあります。首は飛びまくるし、首どころか身体から真っ二つです。
「聞けえーいっ!漢のドロゴミ共があ」
四文字言葉(FUCKING WORDS)として、これ以上ない秀逸な表現です(ですので版権については敬意を表しつつ、謹んで紙面を「引用」させていただきました)。

虞美人最後(最期)のシーン

同「最終話の前の話」

お色気シーンどころじゃなくて、虞美人草の虞美人との夜の営みまでばっちり描かれています。
虞美人、最終話の前の話で自害しています。有名な垓下の戦い(がいかのたたかい)のシーンです。
この逸話以来、虞美人草はひなげしの花の代名詞になりました。今から1,800年くらい前のお話ね。
ちなみにひなげしとはポピーともいわれるケシ科の一年草で、フランス語では、コクリコと呼ばれます。
コクリコ坂より、のあのコクリコに通じます。
また、ケシは大麻と並んで阿片(アヘン)という代表的な麻薬ですね。
ええ麻薬です。女性差別とか禁止ドラッグとかいうレベルをはるかに超えていますから。
性を商品にするなとか、そんなレベルの話じゃないです。生きるか死ぬかの超美人、麻薬と言われた絶世の美女のお話。
「私は殿方に抱かれるために育てられ生きてきた女です」
すばらしい。人権意識のカケラもない名セリフです。
これが昭和生まれが読んでいた少年誌のレベルです。
青年誌のキングダムじゃあありませんよ。少年誌です。しかも週刊600万部。ほとんどの子供が読んでいました。
少年誌といっても、昭和生まれの女子も余裕で読んでましたよこういうの。
筆者はこの赤龍王が最も好きな作品のうちの一つですが、世の中的には、これを超えるお化け漫画がわんさか連載されていた、それが当時の週刊少年ジャンプです。
ギャルのパンティおーくれ!と神龍(シェンロン)に頼んじゃう、壮大なお宝さがしストーリーとか、毎回必ず残虐に殺される雑魚キャラに「お前はもう死んでいる」のキメ台詞の暴力マンガなどが、この漫画の上位人気互換機種として、激しく君臨しておりました。
しかし、この名作たちが今大っぴらに語られることはありません。

表現の自由への逆行ぶりに、少々辟易している昭和生まれのわたしがいます。

時代が進み、暴力的な描写や差別的な発言、さらに性的描写に至っては、それが歴史的事実だろうがなんだろうが、ふたをしてしまうあほくさい表現規制が世の中を席巻したからです。
読みたくない奴は読まなければいいだけなのに、なぜ読んでもいない人が、作品を、偉そうに規制できるのでしょうか。
少なくとも、この作品を読んで育った筆者のような人間は、表現規制してキーキーわめいている今のれいわの批判者よりは、少しはまともに働き世の中のために頑張ろうと日々働いたり勉強したりしていると思います。
最近の表現者は、これらの批判をかわすため、異世界転生ものや、そもそも異世界のファンタジーです、と強弁してしか、題材やプロット、世界観を提供できない、そんな不都合な不便な世の中に堕してしまったように思えてなりません。
もう一度、日本国憲法第21条を再掲します。
第二十一条
 第一項 集会、結社及び言論、出版その他一切の表現の自由は、これを保障する。
 第二項 検閲は、これをしてはならない。通信の秘密は、これを侵してはならない。
他人の批判をするまえに、自分のやることを見定めて己の戦いをしたほうがいいです。
以上、昭和生まれのおっさんの繰り言でした。
おわり

表現規制

表現の自由は憲法上の権利です。 しかしながら、表現規制論者は一つ「実績」が出来てしまうと次々と標的を見つけては表現を潰していきます。 規制論者が活動出来なくなる…