年収1億円の手取り額

年収1億円だと手取りはいくらになるのでしょうか。

２つの場合に分けて考えます。

１.給与所得などの総合課税される年収が1億円の場合

①社会保険料165万円（月給制で月833万円もらっていると仮定）

②給与所得控除220万円（令和元年）

③基礎控除38万円（扶養家族なしと仮定）

課税所得金額　1億円－（165万円＋220万円＋38万円）＝9,577万円

所得税額　9,577万円×45％－479万円（端数切捨て）＝3,830万円

住民税額　958万円（下記により計算）

同意画面｜江戸川区｜住民税額シミュレーション

したがって、所得税＋住民税＋社会保険料＝4,953万円

というわけで、手取額は　1億円－4,953万円＝5,047万円となります。

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２．分離課税が適用される年収が1億円の場合

たとえば上場株式である三井住友フィナンシャルグループの株式配当金を1億円受け取ったと仮定します。

1億円×20.315％（所得税及び復興特別所得税15.315％＋地方税5％）＝2,031万円が源泉所得課税されて、その分差し引かれた7,969万円が口座に入金されます。

税金の課税は実はこれで終わりです！！

国民健康保険　96万円

国民年金保険料　19万円

したがって　税金＋社会保険料の合計は2,146万円となります。

というわけで、手取額は　1億円－2,146万円＝7,854万円　となります。