服部圭子さんかく戦えり(2021年8月 岐阜県白川町長選挙)

岐阜県白川町長選挙2021/08/22(日)

服部圭子さんかく戦えり

岐阜新聞Web等より引用します

白川町長選、細江氏が初当選 元町議同士の一騎打ち制す
2021年08月22日 22:14

 任期満了(9月12日)に伴う岐阜県白川町長選は22日投票、即日開票され、無所属新人で元町議の細江茂樹氏(68)=下佐見=が、同じく無所属新人で元町議の服部圭子氏(63)=同=との一騎打ちを制し、初当選した。

 細江氏は岐阜経済大(現岐阜協立大)卒。2003年の町議選で初当選。議長、副議長などを歴任した。不動産業を営む。選挙戦では、農林業の基盤整備や町の活性化を訴えた。

選挙戦は12年ぶり。投票率は過去最低の77・97%で、前回12年前の85・89%から7・92ポイント下げた。

開票率 100%
当   3348 細江 茂樹   68 無 新 <1>
    1699 服部 圭子   63 無 新

引用ここまで

同日開票の白川町議選では、新人が軒並み上位当選しましたが、9人中女性議員は1名に止まりました。

最高齢の83歳の人は、12回当選なので、48年議員です。

人生の半分以上議員て、すごいですね。

この48年で、どれだけ人口が減ったのでしょうか。

そして、このまま、新しい議会が開かれた後の、副町長も、前例通り町役場の人から決まるようです。

町役場の課長以上も、おじさんばっかりで、女性は、書記だけの状況です。

これは、日本全国のあちこちの離島や限界集落で見慣れた風景です。

縮小し続ける離島や限界集落で、小さくなるだけの既得権益にしがみつく、そんなさもしい方々。

哀れなものです。

議員や市町村長に加え、そもそも、この、役所の人事序列も変えていかないといけません。

手始めに、保険福祉、教育の2課長は速攻で女性職員を充てるべきだと思います。

そもそも、町役場に、女性の課長はいるのでしょうか?

白川町議会議事録(抜粋)

服部圭子さん、よき戦いでした!

服部圭子さん、よき戦いでした!

これからも頑張って参りましょう。当社は応援しております。

いつか、同じ離島や限界集落に生きるものとして、岐阜県白川町にまいりたいものです。

日本の令和の離島や限界集落の問題点を観察するに、議員当選して改革に乗り出すのはいつも少数派であり、従前よりマウントを取ってきた古参議員の反撃はもの凄いものがあります。古参議員は、首長(市町村長)とも緊密に結びつき(癒着という言葉は使いません)、市町村役場を人事で支配し、人口減の中、残った既得権益を守ることに汲々としています。

議員は地域と役場の御用聞き。

これが離島や限界集落の議会制民主主義の本当のありさまです。

日本の正しい田舎では、これが常識であり、役場の御用聞きでない議員は、役場を敵に回すので全く情報も入ってこず、孤立無援になります。

そうして、時間の経過とともに、熱を失ってしまうのです。

これを防ぐには、町民の側から、新しい町長や議会をやることをきちんと見極め、外部に向けて発信することです。

町役場が唯一の権力機関になってしまう構造を何とか止めること、そのためには正しく何が行われていることを、このような場で世界に発信し続けることだと思います。

市長も議会も、これだけ小さな町になると、すべて市役所に情報を握られてしまいます。

選挙結果を町のホームページにもアップしない、という「姿勢」にすべてが表れていると思います。

しかしながら、そのような残念な状況とはいえ、すでにこの令和の時代、変なことは続かない、崩れていくのが目に見えていますから、未来は明るいと思っています。

むしろ、のびしろたっぷりの令和の未来に向けて前向きに取り組んでいきたいと思います。

何より、当社のような、めんどくさい存在が、こうした構図に気づき、具体的な事例を知ってしまいましたから。。。

当社の政治理念

筆者は国会議員政策担当秘書資格を学生時代に取得し、現役や引退した国会議員を始め、全国津々浦々の地方議員や市町村役場の公務員などもかなりよく知っている方ですが、最近は政策とかどうとかそういうのは置いておいて、とにかくこんな人に投票しようというのをひとつ決めています。

それはとにかく女性に入れるということです。

今の日本の一番の課題は人口減と少子化です。

子供を生み、育てる。

妊娠、出産、授乳は、男性では絶対にできない領域なのです。

これは差別とかいうものではないその手前の厳然たる事実です。

日本の清く正しい限界集落で、そのリーダーになる挑戦に敢然と立ち上がる、女性議員や女性首長候補者のみなさん、草莽崛起(そうもうくっき)しましょう。

かの吉田松陰先生も言われました。

諸君、狂いたまえ、と。

ーーーーーー
子育てしやすく
女性もいきいき
すべての人が尊重され意見が出し合える町
ーーーーーー

これは今の日本の津々浦々の離島や限界集落にもあてはまり、実行できれば町全体が住みやすくなり、さらには波紋のように市、県、全国に広がることです。

そんなこと、みんな思っていても一番風当たりの強い先頭にわざわざ立って、引っ張っていこう、支えて行こうなんて方はなかなかいません。

ぜひみなさん、お近くの、そんな熱を持った女性を支援してください。

そして服部圭子さん、本当にありがとうございました。

以上

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