トーダイ入学式の写真で始まる北九州市長選挙2023

北九州市長選挙2023

北九州市長選挙2023、与党自民党からの候補予定者がようやく一本化されました。先行する独自候補に追いつくことができるか見ものです。

しかし、開設したツイッターやSNSの一発目の投稿が、このおそらくトーダイ入学式の時の父親との写真というのが、彼の深層心理をよく表しておりまことに微笑ましいところです。たいへん痛々しく、純粋に香り高い投稿です。

トーダイさん、もう少しまともな候補を寄越してくださいw。

知ってる、つもり?

北九州市生まれより。

北の丸公園。トーダイ入学式はそばの日本武道館。

自民党保守分裂の様相

任期満了に伴う来年2月の北九州市長選挙です。

自民党内の調整で保守分裂が回避され、市議会主要会派が推す元官僚の津森洋介さん(47)がようやく出馬表明にこぎつけました。

◆津森洋介氏(9日の会見)
「”オール北九州力”で、ワクワクするような活気あふれる『暮らし満足度日本一』の北九州を目指してまいります」

9日の午前の会見で、来年2月の北九州市長選への出馬を正式に表明した、国土交通省の元官・僚津森洋介さん。

北九州市出身で、東京大学から旧建設省に入り、主に九州の街づくりに携わったほか、直近では内閣府に出向し、新たな法案作りの責任者を務めていました。

第一線で働くキャリア官僚だった津森さんですが、今回の出馬表明に至る道のりは「想定外」の連続でした。

来年2月の市長選に向けて、自民と旧民主系の市議会主要会派が正式に出馬要請したのは10月10日。

津森さんは仕事に区切りを付け、要請から8日後に役所に辞表を出しました。

すぐに単身、北九州に引越してきた津森さんですが、自民党福岡県連との調整が進まず、出馬要請した市議団幹部と人目を避けての会合が続きました。

足踏みが続いていた10月末、思わぬ事態が生じます。

◆若松区選出 中尾正幸県議
「自民党分裂になると私は思っていますよ。それでも私は出たいと」

若松区選出で県議会議長も務めた自民党の中尾正幸県議が突然、市長選への出馬を宣言。

県連の実力者、蔵内勇夫相談役も「中尾氏が適任、一番の資格者」と後押ししため、一転して保守分裂含みの難局に陥り、津森さんの出馬表明は更に遅れることになったのです。

一方、早い段階で出馬を表明していたのが、厚生労働省の元官僚・武内和久さん(51)です。

自民系の若手市議2人に加え、末吉興一前市長が応援に加わったことから、一部の有権者には「自民党が推すのは武内さん」という誤解が広がり、津森さんにとっては更なる逆風となりました。

想定外の事態が続く中、保守分裂を避けたい市議会の鷹木議長が説得と調整にあたり、中尾県議は7日に出馬を断念しました。

津森さんは8日、すぐに中尾県議の事務所を訪れ、今後の支援と協力を取り付けました。
 
◆若松区選出 中尾正幸県議
「北九州の未来を語ってくれたので、いままで勉強してきたんだなという印象を持っています」

◆津森洋介氏
「産業だったり賑わいだったり、物流で都市の再生、こういった面については、私の力が思いっきり発揮できる分野だと思っています」

任期満了に伴う来年2月5日の北九州市長選には、このほか北九州青年会議所理事の清水宏晃さん(38)も立候補の意向を示しています。

以上