京大(61位)涙目!THE世界大学ランキング2022で帝国大学3位に転落!!
京大(61位)涙目!THE世界大学ランキング2022で京城(ソウル)大学(54位)に抜かれ帝国大学3位に転落!!
毎年9月、この世界中の学生が見ているTHE(Times Higher Education)の世界大学ランキングを楽しみにしている筆者です。
日本の、大学学部入学試験の偏差値なんかより、よほど深度があり、面白い読み物です。偏差値などてはなくて、これが本当のランキングに近いですね。
THE世界大学ランキング2022発表
さて、2021年9月に発表された、タイムズハイアーエデュケーション(THE)の世界大学ランキング2022を見てみましょう。
京大には猛省を促したいところです(笑)。
昨年2020年9月では54位、今年2021年9月で61位、下がりすぎですね。
世界で50番目までに、日本では東大だけという、これが悲しい世界から見た日本の現状です。ものづくり〜大国〜とかいうのがむなしく響きます。
何が問題なのかと申しますれば、大学とは研究機関ですから、単純に、研究勉強学習してないだけです。悔しかったら、論文の1つや2つ積み増せばいいだけです。
京大61位、ソウル大54位に敗北w
繰り返しますが、京大61位、ソウル大54位です。京大の関係者、息してるでしょうか。
ちなみに、日本の私立大学については、慶応がやっと600ですか、と言われるかもしれませんが当たり前です。慶応と早稲田といっても、別にまあ(国内受験産業のブランドはあったとしても)研究はしてませんからね。
まあそれでも日本の中高生について、特に理工系に関しては、やはり旧帝国大学の大学院がいいですね。学費も安いし、別に学部で東大に行かなくて良くて、大学院の研究分野の勉强をきちんとしておけば、東大だろうが京大だろうが十分準備できる時間もあります。学部の入学試験のように、高校3年生の夏まで部活動漬けでした、というような学生が一夜漬け的に勉強して無理やり通る学部試験とは対象的に、膨大な時間を必要とする実学重視のカリキュラムですから、時間と継続力がものをいうのです。
話を戻して京大。旧帝大2位の座は、ソウル大(京城帝国大学)に奪われました。さらに、いつのまにか、UCでも、バークレーがロサンゼルスを抜いてますね。やはり、シリコンバレーの立地という強みがありますね。産業が発達しない文化都市においては、どうも研究開発という点では足踏みしてしまうようです。京都の人たち、文化にすがって胡坐をかいた、その報いです。かつての奈良の都や京都の都は、大陸からの外国人や留学生がうようよいましたけど、今はどうなんでしょうか。もしかしてコロナで鎖国?
そして、台湾大学も100位内に入りました。これで、旧帝大4位も台湾(台湾帝国大学)に奪われました。
これは、筆者の子供世代を、高専または地方工学部に入れ、そして日本の旧帝大理工系大学院(安い、コスパ最高)から欧米の博士課程や研究員、そして仕上げに台湾大学ビジネススクールに留学させる計画を本格化しないといけません。
そして、おそらく、筆者の子供が中年になる頃(2050年頃)には、京大は、台湾大学にも抜かれているでしょう。
ですので、理工系ではない、ビジネススクールやロースクールの分野においても、もはや京大ビジネススクールより台湾大学ビジネススクールでしょう。京都弁より、中国語のほうが大切ですし使えますからね。。
もともとここでいう大学は、研究機関のことであり、教育ブランド養成事務所ではありません。この点、日本の大学学部偏差値が、国際大学ランキングと乖離しすぎですね。
おさらいしますと、
旧帝国大学
1位 東京帝国大学(35位)
2位 京城帝国大学(54位)
3位 京都帝国大学(61位)
4位 台湾帝国大学(97位)
5位 東北帝国大学(201位~250位)
6位から9位は省略(大阪名古屋北海道九州)
ということで、京大は3位に後退です。皆さん、京大は3位ですよ!
中国、韓国、香港の大学が上位に
(台北中央社)英教育専門誌「タイムズ・ハイヤー・エデュケーション」(THE)が2日、最新の世界大学ランキングを発表した。台湾大(台北市)は過去最高の97位となり、前年の120位から大きく順位を上げた。台湾の大学がトップ100入りするのは初めて。
京大の凋落は、ほぼすべて卒業生のせいだと思います。欧米の高校生は、国際大学ランキングで進路を選びます。そのように教育してこなかった日本全体の教育受験産業の失点です。しかも、専攻別のランキングがあって、大学名より専攻別のランキングを重視する。そして、特に、アメリカでは、大学で専攻が合わないなと思ったら、専攻を変えまくり、大学の学風が合わないなと思ったら、転学しまくることができます。全大学で単位認定基準が共通化されていて、単位を持ち運びできるから、余裕です。
そして、学びの渡り歩きが終わるころ、大学院でようやく、専門分野を固める。だから、人材と専攻と特性のミスマッチがめちゃくちゃ少ないです。例えば、メディカルスクール目指す場合には、学部でプレメドを専攻して、化学、生物の実験と、老人ホームなどでのボランティアをするんだけど、ここで、向いてない学生は、嫌になって、他の専攻に移る。だから、単に成績が良いだけでメディカルスクールに行くケースは少ない。日本の医学部界隈の皆さん、医学部というだけで高偏差値だから行かせたいと願っているお母さんたち、聞いてますか?
学部時代に、自分に向いた専攻を試行錯誤できて、適材適所を実現しているのが、アメリカの高等教育システムの最大の強みですね。そして、大学院入学前の軍歴、職歴、スポーツ歴、ボランティア歴、さらに複数の専攻をマスターしていることが高く評価され、評価軸が単一軸じゃなく複相化されているのが素晴らしいのです。
一方、日本は、学生への評価軸が、学部入試の偏差値の単一軸なままでとどまっているところで、マジで終わってますね。この入学試験時偏差値輪切りシステムは、亡国に突き進むの諸悪の根源だと思っています。
評価軸をを単一にすると、必ず、中国清朝や李氏朝鮮の科挙のようになってしまい、国が滅びてしまいます。
この点、江戸時代の日本は、評価軸が、読み書き算盤、儒学、仏教、武道、神道並びに算術測量、その他諸々の思想などなど、複数の評価軸が乱立していて、絶対的な評価軸がなかったのがよかったですよね。全てを会得して活動した、吉田松陰先生のような巨人が、うようよ誕生する土壌があったのが、あの時代の強いところでして、日本には、資源はなにもないけど米と自ら考えて動く人間は異常に多かった、といわれるところです。だから、アジアで最初に近代化できました。。。
日本の高等教育も、学部段階までは、学生の興味や適性を見極めて、適材適所な専攻を選ばせるための組織に生まれ変わらないといけないです。そして、大学院のリサーチプロフェッサーと、学部のティーチングプロフェッサーをはっきりと機能分離すべきです。
とにかく京大には猛省を促したいと繰り返してこの記事は終わります。
追記
m-RNA転写型ワクチンなどを世界に先駆けて開発したオックスフォード大学と、いまだ8割人流削減とかいっている太った西浦おじさんがいる京都大学では、そりゃ大学ランキングに差がつくなと思う次第でございます。
同じダークブルーのスクールカラーなのに、恥ずかしい限りです。
クソ大学が!
以上