受験指導の真髄

後方3番手がディープインパクトです(2006年12月24日(日)第51回有馬記念 1周目)

夏を控えた全国の受験生のみなさんにお話ししておきたい学習のコツをお伝えします(名馬ディープインパクトの凄いお話)

おはようございます。全国の受験生のみなさんこんにちは。閑話休題(かんわきゅうだい、それはさておき)、今日は競馬の話から話を始めようと思います。第51回「有馬記念」ディープインパクト最後のレースです。(動画 お急ぎの方はレースのみ、3分30秒からご覧ください。2分強で終わります。ディープインパクトは「4番」です)

日本競馬史上の伝説の馬、ディープインパクトの最後のレース、2006年12月24日(日)第51回有馬記念の記録映像です。まるで映画芸術作品のような美しい末脚の切れ味。単勝倍率1.2倍。この日、中山競馬場に詰め掛けた12万人弱の競馬ファンは、ディープインパクトが勝つことを、まさに映画を観るように「期待」してやってきたのです。スタートから途中まで、実に14頭の後ろから3番手までという後方で待機し、後半まで後ろの馬群に揉まれているディープインパクトが、最後のコーナー大外を駆け上がり、そして直線一気に出てきて他をごぼう抜きして置き去りにしゴールするさまをご覧ください。この一周は、中学受験や高校受験や大学受験や、その他資格試験や選挙などに臨む一年と全く同じと筆者は考えておりまして、つまり、最初や途中の位置などなんの関係もない、ということでございます。最後の最後まで自分の戦いをして、集中して走りきれるか、そこを学んでほしいと思っています。ただいまは2019年6月の終わりです。高校受験や大学受験に絞って申し上げますと、要は、2020年2月末から3月始めの試験当日という「ゴール」を、自分の目指す最高の一位で抜ければいいのです。それまでの、所詮途中の模試の成績とか判定とか学校の勉強の進度とかまわりの雑音とか、そんなものは全く、なんの関係もないということなのです。むしろ下手に「先行」している方が、危ないくらいです。有用なアドバイスを真剣に聞かずに自己流に陥り、そのうちやる気自体もなくなってしまった、走らなくなってしまった、という例は嫌という程見てきました。外形的にただ切り分けただけの判定「評価」など、受験生個人個人の真の学力や伸びしろとは一切関係ないということです。自分を信じて、本当の実力をつけて、このディープインパクトのように、堂々とした己の戦いをして、直線最後に差し切ってください。全国の受験生のみなさん、応援しています。夏休みに向けての、これが、受験界のことについては素人ではありますが、それなりに修羅場や棘の多い門松もたくさんくぐってきており、いささかそういった学習のコツは知っているつもりであります筆者からのアドバイスです。受験生のみなさんの周りにも、14頭中、ずっと途中まで後ろから3番手でじっと機会を伺っているこのディープインパクトのようなライバルが必ずいます。自身の学習が、進んでいると思っても、決して奢らず、遅れているなと思っても決して腐らず、どこどこまでも切れずにコツコツ淡々と進めていくのが、最も合格への近道だと思います。己に恥じぬ戦いをなされませ。こちらからの記事は以上です。(2019年6月28日 金曜日)

ゼッケン「4番」のディープインパクトは、3馬身差で圧勝ゴールしました

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