公益資本主義なる摩訶不思議説

岸田政権に深く根差している新しい資本主義なる考え方に異議を唱えます。

岸田文雄首相が掲げる「新しい資本主義」の考え方に近い経済政策を提唱し、安倍晋三政権時代に内閣府参与を務めた原丈人氏という学者がいまして、国民の所得を増やすには株主偏重を改め、企業が従業員や社会に利益還元するよう促すべきと主張しています。

岸田首相が立ち上げた有識者会議に対し、「所得倍増」を実現する具体策をもっと議論するよう求めているのですが、そもそもきちんと事業をやろうとしているまともな企業にとっては、その売上げから支弁すべき従業員の給与や増してや社会還元などについて、どうこう言われる筋合いはありません。

企業は社会的主体として、納税の義務と責任を果たし、赤字でも消費税や各種間接税を支払い、社会保険料を支払い、既に国民負担は45%を超えています。

これ以上、まともな事業者をいじめないでほしいです。

こんな変な言説に従えば、みんなで貧乏になり、さもしく補助金にすがり、増税される未来しか見えません。

以上