身体が動かなくなったら死んだほうが良いという考え方

株式運用の話です。投資元本1,000万円。年末に低迷していた株価が盛り返し、評価益200万円を回復しました。一時は300万円近くまで達していたので、まだ、大損ではあります。主力と期待したシマノと東洋紡が大ブレーキになっているけれど、伏兵のイトーキが奮闘。春に強いサントリー食品とキヤノンが上がり始めた。ほかは、まぁ、勝手にやっていてくれという感じです。株は上がったり下がったりで、上がり続けてはくれない。だから、地道に配当というキャッシュで満足するしかありません。
さて、65歳の年金支給開始まで、あと5年。生活費が500万円ぐらい足りないわけです。今のところ、元本であるシマノとヨネックスを売れば何とかなりそうですが、できるだけ元本には手を出さずにそれより、インフレで年金が目減りする影響のほうがでかいのです。やはり、まだまだ、働かなければいけない。しかし、少しずつ、働かない生活に慣れつつある。実際、70歳以上だと、働かずに遊んでばかりいるのがまわりにたくさんいます。
それでも、加齢で食は細っているし、遊びにも金はかからない。ガス、電気、水道、通信費は、全部合わせて、年に20万円ぐらい。自炊の食材費も、20万円ぐらいだろう。あとは住宅費さえ確保すれば、最低限度の生活はできる。遊興費は月1万円もあれば十分。それ以上の、外食・習い事・旅行などの出費は、生活の質を落とさずに、いくらでも削ることができる。
そして、身体が動かなくなり、高額の医療費が必要で、かつ、それを収入で補えないほど体力と能力が落ちたら、いっそのこと死んでしまったほうが良いです。このように考えることも、多様性だと思います。