日本社会
日本社会の生きづらさの根底にあるものとは?
現在最もうまく表現しているのは、この方の発言ですね。
米プリンストン大学上級研究員・真鍋淑郎さん:「(Q.なぜ日本からアメリカ国籍に変えた?)興味深い質問です。日本人は、いつも互いに迷惑をかけまいと気をつかいます。とても協調的な関係を結ぼうとします。日本人が互いにうまくやっていける大きな理由が、そこにあります。アメリカで、私は好きなことができる。周囲がどう感じているかは気にしない。人を傷つけたいとは思わないが、他人の考えを観察したりしなし、理解しようとも思わない。アメリカでの暮らしは素晴らしい。私のような研究者は、やりたいように研究ができる。上司は私の好きにさせてくれた。コンピューターは使いたい放題、何をしてもよかった。日本に帰らない理由の一つは、そこにあります。私は協調しながら生きることができない」
でもそこが日本のいいところでもあります。
日本は、ノーベル賞の数でも2000年以降は米国に次いで世界第2位で、研究費/ノーベル賞の数でも米国には負けてるけど相当いいところにいます。だから自由に研究できないとかそんなレベルではありません。かなりいい線ではあります。