そっくりなんだよ、昔の俺に(「弱虫ペダル」荒北靖友の言葉)

弱虫ペダル

漫画ばっかり読んでいる友人の多い筆者です。

アニメ化された漫画を高速で見まくる友人もいます。

もう少し、活字の多いのも読んでほしいのですがなかなか難しいです。

さて、そんな最近の筆者主催の読書会の中で、2008年から続いている週刊少年チャンピオンの看板漫画、弱虫ペダルの中で一番好きなセリフを紹介します。

週刊少年チャンピオンは、業界のリーダーである週刊少年ジャンプ、その半分くらいの発行部数の週刊少年マガジン、さらにその半分くらいの出版部数の週刊少年サンデー、さらにその半分くらいの、という規模の秋田商店の週刊少年チャンピオンでの連載作品ですが、大手週刊漫画誌の中でも、かつてブラックジャックを輩出した老舗書店の漫画群として、商業主義に走りすぎないとても良いストーリーと登場人物の書き分けが丁寧な漫画で筆者は研修課題図書として大いに推挙するものです。

漫画タイトルの前に出版社のほうから熱く語ってしまいましたが、その中で巻数70巻以上を数える弱虫ペダル、アニメ化されたシーズン2のエピソード9で出てくる、箱根学園2番(エースアシスト)の荒北靖友のセリフを一番オススメしますのでご紹介します。

そっくりなんだよ 昔の俺に
がっついてて イライラしてて
目につくモンに飛びついて
昔のことにこだわって
しまっちまったもん引きずり出して
蒸し返しちゃあ
他人に当たんだよ

ー荒北靖友「弱虫ペダル」

中学の野球部で期待されていた投手の荒北選手は、肘を壊してしまいます。それから荒れた生活を送って野球部のない箱根学園に入学するも、不良の限りを尽くしていました。そこから自転車競技部の福富寿一に出会い、彼は変わっていく、というストーリーなのですが、そのやり場のない怒りをためて自分にも他人にも当たり放題だった彼が自分のことを振り返って言ったセリフです。

この漫画については、語りたいことがもっともっとたくさんあるのですが、とりあえず今日はここまでにします。

追伸

本当に好きなキャラクターは、もちろん、京都伏見の絶対的エース、御堂筋翔(みどうすじあきら)くんです。