内閣委員会

チャーハン

今日は法案聞き取り。内閣官房に「内閣感染症危機管理統括庁」を作る法案です。この法案、かなり怪しいなと思いました。

この法律が通ると、内閣感染症危機管理統括庁は官房長官、新型インフルエンザ等対策特別措置法はいわゆるコロナ担当相、感染症法は厚生労働相が担当になります。しかも、同じく今国会に掛かる、いわゆる日本版CDC(国立健康危機管理研究機構)は厚生労働相の下に置かれます。危機管理の要諦は意思決定の一元化なのに、違和感しかありません。

その他にも、内閣感染症危機管理統括庁を作る法律には、内閣官房がエンドレスで拡大していける仕組みが折り込まれました。「こりゃ、ダメだろうよ」と慨嘆しました。私は国会にほぼ居ない「内閣族議員」でして、この辺りはうるさいです。ちなみに外務委員会には近寄らないようにしています(笑)。

午後からは13日予算委、15日内閣委の質問通告を終えました。あと、2週間くらい後の予算委分科会の質問概要も出しました。しっかり答弁してもらうために、早め早めでやっています。まあ。かなりエゲつない内容のものもあるのですが。

さて、明日は朝から福岡での予算委地方公聴会。正直、あまりに慣れ親しみすぎた行先なので、見ず知らずの場所に行ける喜びがありません。