入社3ヶ月半で休職してしまいました。人生終わりでしょうか?

人生は終わらない

20歳代の方ですよね?それ前提で回答します。私は70歳手前の隠居人です。現役時代、仕事もプライベートも成功し、有益な人脈を得て貧困層から富裕層に上り詰めてきました。現役時代の前半は何回も転職してますし、中盤には投資で億単位の損失を出したこともあり、50歳前後で、家族を抱えていながらのべ3年間もうつ病で休職し、抗精神薬依存になって死にかけました。その状態から脱出し、60歳で現役引退し、今は隠居生活をエンジョイしています。さて、「入社3ヶ月半で休職してしまいました」そうですか、休職しましたか。退職はしないんですか?「人生終わりでしょうか?」え?終わるんですか?あなたの年齢なら、まだ、先60年~70年以上ありますけど・・・入社3ヶ月半で休職した理由は何ですか?ここで質問しているぐらいですから、ちゃんと頭は回っていますよね?あなたは、その仕事についてどれぐらいのスキルがあったのですか?その仕事ができましたか?できませんでしたか?できたなら何%できましたか?どれぐらいできると思っていたんですか?過度に期待しすぎていませんでしたか?家族等の誰かにプレッシャーをかけれらていたりしませんか?もし休職しなければどうなっていましたか?なぜ、たかが休職したぐらいで、人生終わると思ったのですか?どんな人生を期待していて、それがどうして終わると考えるんですか?焦らなくてもいいです。ちゃんと休職してエネルギーチャージして、お風呂に入って、甘いものを(ちょっとだけ)食べて、もう一度、休職に至った原因や経緯、上記のような私の質問について考え始めてみて下さい。人生の目的は、幸せになることです。褒められたりいいかっこして優越感に浸ることじゃありません。休職した自分は「ダメ人間」なんだと決めつけることが人生の目的ではありませんよ。人生、幸せには誰でも簡単になれるんですよ。大丈夫です。ただし、大切な条件があります。その条件は、勝手に自分で自分をダメな人間だと決めつけたり、危ない人と悪縁を作ったりすることです。そういう自分をダメにする考え方や自分を危険な目に合わせる悪い人がいるのであれば、まず、それらから離れる方法を考えましょう。70年近く生きて、波乱万丈を通して成功できている私が言います。勝手に好ましくない義務や責任を自分にどんどん課していたり、過度な夢を追って自分にできないことを求めたり、自分に向いていない仕事や過度な責任を負っていたり、自分をダメにする習慣を持っていたり、悪友や悪縁を持っていたり、悪い会社で働いていたり、誰かに騙され続けていたり・・・そういうあなたをどんどん弱らせる「しがらみ」がないか急いで調べ、それを回避して自分に適した生き方や環境を得て、自分の能力を落とすのではなくて時間がかかっても伸ばしていく智慧と習慣を作りましょう。高望みしている限り、あなたはどんどん自分を潰し、他人に依存している限り、あなたはどんどん自分を弱くします。高望みは、小さな成功を積み上げてからです。”いきなり”は絶対ダメです。世間で「人生が本当に終わっている人」というのは、上記のような自分をダメにしてしまうような様々な「しがらみ」を自分にくっつけすぎて、それが「重荷」となり、「しがらみ」を取り除くことができなくなり、「重荷」でどんどん弱っていく人のことです。30歳、40歳・・と歳を取る毎に、自分にくっついた悪い「しがらみ」は固着して取れなくなります。自分が背負った無意味な「重荷」は悪縁によって責務となって降ろせなくなります。あなたが20歳代なら、休職した今こそチャンスです。自分に悪い「しがらみ」をつけようとしていないか、自分に過大な「重荷」を背負わせていないか確認しましょう。「しがらみ」をくっつけず、「重荷」を捨てて心と体を軽くしてもう一度歩みを進めれば、間違いなく良い人生を送れます。なぜなら経験を積んで「賢く」なって、心と体が強くなって、悪い「しがらみ」はくっついてもはがせるし、「重荷」は多少なら楽々背負えるようになるからです。若い人はチャンスなんです。社会を学び、人間を学んで、自分にくっついてしまう悪い「しがらみ」を見抜く「智慧」さえ持てば、これから先、「重荷」を背負わず、あるいは、「重荷」を楽々背負って、どんどん人間的に成長する時間が膨大にあるんですね。入社して3ヶ月で既に休職したということをきっかけに、「まだ、私は、私の人生を破壊してしまうような『しがらみ』は持っていない」「まだ、私は、私を弱らせてしまうような『重荷』は抱えていない。」と確認しましょう。まずは、そこからです。先は長いです。どんまいどんまい。