一倉定先生

『正しい組織原理/① お客様の要求を満たすサービス集団

基本認識は「会社はお客様のためにある」。すべての考え方と行動は、お客様の要求を満たすことに始まり、ここに帰ってくる。』(一倉定の社長学/第6巻 内部体勢の確立)

「お客様の要求を満たすサービス集団」として、どのような意識を持たねばならないのか。一倉先生は、次のように解説されます。

『会社の真の支配者はお客様であり、お客様の命令は絶対である。我社の自由も社員の自由もない。あるのは、お客様の自由のみである。』

私は、この一倉先生のFBグループ以外に、「石田梅岩(石門心学)」というFBグループを主宰しています。

石田梅岩先生は、江戸時代中期に「商人道の開祖」と言われていますが、梅岩先生は「武士は君主に仕え、商人は市井に仕える」と言われています。

「市井(しせい)」とは、現代風に言えば庶民や市民のことですが、「お客様」と言い換えても間違いないと考えます。

武士道とは「君主に忠義を尽くし、仕えること」。対して、商人道とは「お客様に忠義を尽くして、仕えること」。

江戸時代であっても、「真の支配者はお客様」であり、そのルールは現代においても変わることはない。そのように思います。

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