生きること

人生最後まで諦めない方がいいことは何ですか?

生物として、自然に逆らわず、「生きること」

私には数人、自ら命を絶った知人がいます。そのうちの半分は子供を含め家族を残して去っています。

もちろん彼らの真の心持ちが理解できるわけではありませんし、死の方がよほど楽だったのかもしれません。私も若かった頃そう思った事を今でも覚えています。

しかし、私にはその勇気もありませんでした。自害は切腹の様な凄まじい手段を取らずとも、酸欠で気を失ってそのまま絶える事もできますから、人間という生物は実に儚くデリケートに創られています。

私がこの世から去りたいというさっくりとした衝動を止めたのは、側にいなかった(既婚)誰でもありませんでした。おそらく精霊だったのかもしれません。それから長い年月が過ぎ、今思い出せば、あの時の苦しみと辛さは、魂としての自分が選んで現実化した状況、障害競走の一コマだったのだと熟知しています。

死ぬ事自体は、本で言えば最後のページ、良くも悪くも結末ですが、生まれてくる事は、例えそれがどんな環境や状況下であっても、人生にとって表紙が見えた瞬間です。どんな物語になるか、全て自分次第である事を早く思い出せば、生きる意味が見えてくる仕組みです。

生きるという意志は、物心ついた後に、さらに重要になっていきます。もし人生に迷いや不安があるのなら、宇宙創生の原点とその流れに生かされている我々の意味や使命を熟考してみて下さい。

こんな簡易ない投稿でも、思いついた事を伝える努力がしっかり込められています。しかし消去ボタン一つクリックすれば即座に消えてしまいます。生きるという行動もまさに書く/消すと同じ原理ですから、儚くも尊い事象の一つであると言う事を記しておきます。

あめつちの初めは今日より始まる。まさに生まれ変わったものとして、日々の朝を新鮮に迎えて、自然のままに、生きることを全うしようと思っているのです。

以上